ピン芸人日本一を決定する「R-1ぐらんぷり2009」の決勝戦が17日に行われ、中山功太が出場者3400人の頂点に立った。
中山は過去に5回「R-1」に出場し、準決勝進出が2回、決勝進出が3回という結果を残してきた。満を持して臨んだ今大会の出番は、決勝に残った10人中10番目。途中、4番手で登場し、675点(700点満点中)の高得点をマークしていたエハラマサヒロが優勝するかと思われたが、トリを務めた中山が683点を出し、大逆転で優勝を飾った。
優勝が決定した生放送直後に会見に臨んだ中山は「この5年ぐらいは『R-1』のことだけを考えてきました」と第一声を。これまでの大会での敗因として“精神力”に問題があると自ら感じ、座禅やボクササイズ、ホットヨガなどを通して鍛錬したそうで、「気持ちを鍛えるのと同時にダイエットにも取り組みました。以前から先輩に『お前のポチャリした体型は、シュールな芸風と合わない』と指摘されていたんです。だから1年で13kgも減量しました」と並々ならぬ覚悟で今大会に臨んだことを告白。
しかし、そんな中山よりも、彼の母親の方が「R-1」に懸ける意気込みは強かったようで、「決勝が近づくにつれ、毎日のように『功太、死ぬ気で頑張り!』という内容のメールが送られてきたんですよ。しばらくすると内容も変わってきて、『やってき! 死に!』って内容に…。“死んだらアカンやろっ!”って思いましたけど、母の熱い思いは伝わってきましたね」と笑顔を見せた。
関西地区ではテレビのレギュラー番組を複数持っているが、今回の優勝で一気にその知名度が全国区になったことについて、「お笑いの大海原にこぎ出す気分」と評した。今後の目標を聞かれると、「とにかくお笑いの仕事をどんどんやっていきたいですね。あと、大好きな『アメトーーク!』(テレビ朝日系で放送中のバラエティー番組)に出演したいです」とコメント。
決勝戦の司会者として優勝会見に同席し、「アメトーーク!」のMCを務めている雨上がり決死隊の宮迫博之は「いたってハードルの低い番組ですから、いつでもどうぞ」とチャンピオンの出演希望を快諾した。