豪ロックバンド「INXS(インエクセス)」のボーカル、J.D.フォーチュン(35)が、バンド側から何の前触れもなく解雇されたとカナダのテレビ番組で語った。
フォーチュンはカナダ出身で、2005年にCBSネットワークが放送したリアリティ番組「Rock Star:INXS」で優勝。故マイケル・ハッチェンスの後任ボーカルとしてバンドに参加した。バンドのメンバーに選ばれた当時は車で生活をしていたという。
前ボーカルのハッチェンスは1997年11月、シドニーのホテルで死亡しているのが発見された。検視当局は当時37歳だったハッチェンスが自殺したものとみている。
フォーチュンを加えたINXSはアルバム「スウィッチ」を発表。2006年と2007年にはワールド・ツアーも行った。
だが、フォーチュンが「エンタテインメント・トゥナイト・カナダ」に語ったところでは、バンドは香港の空港でフォーチュンを解雇。バンドにボーカルがいない状態となり、新アルバムの発表も保留となっている。
フォーチュンは「本当に孤独に感じた。バンドのメンバーとは23カ月も一緒にツアーをしていたから」と番組に語った。ただ、解雇された正確な時期には触れなかった。
フォーチュンは、再び車での生活に戻り、持っている資金はすべてソロアルバムの制作に費やしているという。
INXSのスポークスマンは、オーストラリアのメディアに対し、フォーチュンの解雇に関してはコメント出来ないと述べている。