日産自動車<7201.T>は9日、2009年3月期の営業損益予想を1800億円の赤字に下方修正する(従来予想は2700億円の黒字)と発表した。前年同期は7908億円の黒字だった。
トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト10人の予測平均値708億円の赤字を大きく下回った。
当期損益も従来予想の1600億円の黒字から2650億円の赤字に転落する見通し。
収益改善を急ぐため、日米欧の高コスト諸国で労務費を現在の8750億円から7000億円に圧縮する。世界で人員を2万人削減し、09年度中に21万5000人にする。08年度の役員賞与を見送るほか、今年3月期以降、明らかな状況改善があるまで取締役と執行役員の報酬を10%、日産と国内関係会社の全管理職の基本年間給与を5%引き下げる。
08年度の設備投資は前年比21%減の3840億円に、09年度はさらに同14%減の3300億円以下に圧縮する。
併せて発表した08年4―12月の営業利益は前年同期比84%減の924億円だった。