尿検査で大麻の陽性反応を示し、日本相撲協会から解雇されたロシア出身の兄弟、元幕内・露鵬(28)と元十両・白露山(27)が、検査を実施した再発防止検討委員会(生活指導部特別委員会に改称)の親方らに1億円の損害賠償を求めた民事訴訟の第1回口頭弁論が6日、東京地裁で開かれた。
簡易尿検査の正当性が争点となっているが、協会側は「手続きは適正」と主張。委員長を務めた伊勢ノ海理事は、第2回以降に出廷する意思を示したうえで「出廷すれば事実を述べるだけだ」と話した。友綱理事(元関脇・魁輝)も出廷する。 一方で兄弟の代理人・塩谷安男弁護士は「若ノ鵬が大麻所持で逮捕されたため、同じロシア人仲間だとして色眼鏡で見られていた。検査と処分の不当性を訴える」と主張した。元白露山はひざの手術のため、帰国中で、近日中に再来日する。