トヨタの窮地 身内を直撃 主要9社、5社が赤字転落へ | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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トヨタ自動車グループ主要9社が3日発表した2008年4~12月期連結決算は、トヨタの販売低迷が各社の経営を直撃し、全社が営業減益になった。1月以降も、トヨタの在庫調整による追加減産が国内外で拡大しており、09年3月期通期はデンソー、アイシン精機など、9社のうち5社が最終赤字に転落する見通しと厳しい局面に追い込まれる。

 
・トヨタが発表したレクサスのハイブリッド車「HS250h」ほか

 08年4~12月期の連結売上高は北米、日本を中心に、自動車メーカーの販売台数が不振をきわめ、トヨタ車体、愛知製鋼、豊田通商を除く6社が大幅減収。最終利益も豊田通商を除く8社が減益を余儀なくされた。

 デンソーは豪州・アジアを除く世界各地で売上高、営業利益が軒並み減少し、為替差損約505億円の影響も重なり、最終利益は前年同期比8割減。アイシン精機もエンジン、ブレーキなどすべての自動車部品の売り上げが前年同期を下回った。

 トヨタが第4四半期(09年1~3月)に国内外で大幅な減産を計画しているため、豊田自動織機を除く8社が通期予想を下方修正。デンソーが創業以来の営業赤字、最終赤字に転落する見通しのほか、アイシン精機やトヨタ車体なども軒並み赤字転落を予想している。

 業績不振を受け、デンソーが1月から3カ月間、役員報酬を10~20%削減するとともに「4月以降も継続見通しで、役員賞与、管理職の賞与も大幅削減する方向で検討している」(臼井定広常務役員)。

 豊田自動織機や愛知製鋼なども役員報酬の一部カットに踏み切っており、他のグループ各社でも役員報酬・賞与削減の動きが今後広がるのは確実だ。

 また、国内工場の操業度低下にともない、デンソーが期間従業員を08年3月の8200人から今年3月までに5500人に、豊田自動織機が3350人から880人(派遣社員を含む)に減らすなど、非正規社員の雇用も急減しつつある。

 10年3月期の見通しについては「いつから上向くのか何も言えない。1月以降、さらに下振れしており、来期計画の作業にまったく取りかかることができない」(豊田自動織機の小河俊文執行役員)と先行きを不安視する声が多く、デンソー、アイシン精機は、来期の設備投資計画を今期に比べて半減する方針を明らかにした。

 トヨタは6日に08年4~12月期決算を発表する予定だが、通期の連結営業赤字が昨年末に公表した1500億円から数千億円規模に膨らむとみられ、最終損益も赤字に転落する公算が大きい。

 世界的な自動車不況の影響でトヨタの販売不振も深刻化しており、グループ各社の経営は一段と厳しい状況に陥る可能性もある。