女優松たか子(31)が世界的な文芸大作をもとにしたミュージカル「ジェーン・エア」(9月、東京・日生劇場)に主演することが1日、分かった。
「ジェーン・エア」は19世紀英国の女性作家シャーロット・ブロンテの長編小説で、叔母らに虐待されて育った孤児ジェーンがローウッド学院で優しい教師や友人との交流で成長し、家庭教師として住み込んだ家の主人と出会い結ばれるまでを描いた。自立した意志を持つ新しい女性像を描いた作品として世界中で読まれ、何度か映画化された。
今回、松が主演するミュージカル版は00年にブロードウェーで初演され、トニー賞で最優秀ミュージカル作品など5部門にノミネートされた。「レ・ミゼラブル」の演出などで度々来日しているジョン・ケアードが脚本・作詞・演出を担当したが、日本公演でも演出する。共演は橋本さとし、寿ひずるら。
松はこれまで父松本幸四郎主演「ラ・マンチャの男」や「ミス・サイゴン」などのミュージカルに出演しているが、ミュージカルでの単独主演は初めて。また、シャーロットの妹エミリー・ブロンテの長編小説「嵐が丘」の舞台版(02年の新橋演舞場)にも主演している。