1日午前4時10分ごろ、横浜市緑区十日市場の「ソフトバンク十日市場店」で店の警報機が作動、警備会社から通報を受けた緑署員が駆け付けたところ、正面入口がバールのようなものでこじあけられ、店舗の奥の事務室にあった販売用の携帯電話機45台(147万円相当)が盗まれていた。同署で窃盗事件として捜査している。
調べでは、正面入口ドアは離れると警報機が作動する仕組み。4時8分に何者かが侵入してドアは一度自然に閉じ、次に開いたのが4時10分。犯行は2分間で行われたとみられる。
盗まれたのは最近1年間で発売された機種で、内蔵するICカードを入れ替えれば国内外で使用可能なもの。同署では転売目的の窃盗団による犯行の可能性もあるとして調べている。
携帯電話機の大量盗難は各地で相次いでおり、関東では1月、千葉県成田市でドコモ機が50台、同県松戸市でソフトバンク機71台が盗まれている。昨年末には神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬などでも同様の事件が発生している。