ゼクシィのCMに思う、長い春のカップルの心理【独女通信】 | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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写真拡大 「年明けからたら乱発されていたんですけど、彼女と一緒にテレビみているときにあのCMが流れると呼吸が止まりそうになるんですよ。なんというか、責めらているような気まずさで……」

 そう語るのは独身男性のAさん(36歳)。Aさんには交際6年の彼女がいて、お互いの家をしょっちゅう行き来する半同棲のような生活を送っているというが、結婚の予定はないという。で、Aさんが「みると呼吸が止まりそうになる」ものとは何か? ズバリそれは、結婚情報誌「ゼクシィ」のテレビCMである。

 「ゼクシィ」ではこれまで加藤ローサのブレイクのキッカケになるなど、さまざまな話題をCMで提供してきたが、2008年からの新シリーズでは結婚を控えたカップル(森絵梨佳・渡部豪太)が仲良く結婚準備をする日常を描いた、ショートムービー風の作品になっている。例えば「購入編」では、本屋で彼氏がゼクシィを購入するところを、彼女が「おや、おやおやおや?」と突っ込むというもの。さらに「チェック編」では、彼女がポストイットを片手にパンフレットをみながら結婚式のあれこれを検討しているところ、彼氏は居眠り。すると彼女が寝ている彼氏のおでこにポストイットを貼り付けるいたずらをする、というものだ。ちなみにゼクシィのCM動画が配信されているリクルートのサイトには「見るだけで、幸せ気分になれちゃう」という可愛いキャッチコピーがあった。確かに多くの人にそう思わせる秀逸なCMだと思う。

 しかし、それがAさんのような「交際期間は長いし別れるつもりもないけど、結婚はまだしたくない」というような男性の立場になると、幸せ気分どころかまったく逆の気持ちになってしまうのは微妙なもの。

「なぜ結婚しないのかというと、自分としては昨年転職したばかりなので経済力がもうちょっと安定したらちゃんとけじめをつけよう、という大義名分が一応あります。とはいえ彼女はもう33歳。やっぱり後ろめたい気持ちがないといえば嘘になりますよね。だからああいうCMをみるといたたまれなくなるんです」

 ちなみCMが流れてている際彼女はどのような反応なのかというと、
「無言です(笑)。実は一度CMをみながら『実際の結婚はそんな甘いもんじゃないよなあ』などと知ったふうなことを言ってちゃかしてみたのですが、『へーそうなんだ』というなんとも冷めた反応で……あれは完全に墓穴掘りました」

 一方、彼氏がいるけれど結婚に至っていないという独女側は、ゼクシィのCMについてどう感じているのだろうか? 5年交際している彼氏がいる由美子さん(34歳)に聞いてみると

「うーん、別に『なんで私は結婚できないの!』とか怒ったりしませんよ(笑)。でも確かに彼氏は気まずそうかも。こういう場合女性より男性のほうが過剰に反応するのかもしれないですね。でも、自分もいずれは結婚したいと考えているから、CMをみながら自分だったこんなふうに結婚準備するかなあ、なんて考えないことはないです。どちらかという好意的にみています」

 幸せな結婚準備のCMに対し、過剰に結婚を意識する「結婚をまだしたくない」男性と、意外と意識しない「いずれは結婚をしたい」女性。その意識の違いはけっこう興味深いところではある。何はともあれ、結婚に煮え切らない男女に何かしら訴えかけているゼクシィのCMは、そこから何か結婚ついて考えるキッカケとなるのであれば女性としては嬉しいことなのかもしれない。