ボクシングの元WBC世界バンタム級王者、辰吉丈一郎(38)の復帰第2戦が、タイ・バンコク市内で3月8日に行われることが23日、明らかになった。相手は未定でノンタイトル10回戦で行われる。昨年10月26日にタイで5年ぶりの復帰戦を飾った辰吉に対して、日本ボクシングコミッション(JBC)は健康上の理由などから引退を勧めていたが、元王者の現役続行の意思は変わらなかった。
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5年ぶりに再起した辰吉の復帰2戦目が決まった。3月8日にタイ・バンコク市内で行われるノンタイトル10回戦。相手は未定だが、復帰第1戦でタイの国内ランカーと対戦していることから、同クラスかそれ以上の相手になるもようだ。
辰吉は昨年10月26日に、バンコクのラジャダムナン・スタジアムで5年ぶりに試合を行い、タイのSフライ級4位のパランチャイ・チュワタナに2回KO勝ち。再起を果たした。すでに日本国内のライセンスは失効していることから、その後もタイのリングで現役を続行する意向だった。
しかし、JBCは試合後に復帰戦を主催したタイ側に対して事情聴取を行い、日本との関係を危ぐしたタイ側は、JBCの意向を尊重する方針を表明。一時はタイでの現役続行が危ぶまれたが、辰吉は「試合ができるところでやるだけ」とフィリピン、インドネシアなどで試合を行うことも視野に入れていた。
一方で、前戦で400人を集客した辰吉へのタイのボクシング関係者の関心は高い。ある関係者は「ウィラポンらタイの世界王者との対戦で知られる辰吉の進退に興味がある人は多い」と話しており、今回の試合開催へつながったとみられる。
JBCは昨年末、WBCの意向として米カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)でWBCが提携するボクシング専門医療研究機関での検査を提案。しかし、今年5月に39歳になる辰吉は、「前戦から間を空けずに、とにかく早く試合をしたい。自分には時間がない」と話しており、試合開催を優先した。