元日に入籍した歌手、夏川りみ(35)が女優デビューすることが23日、分かった。同じ沖縄県出身で友人のガレッジセール・ゴリ(36)が監督&主演を務める映画「南の島のフリムン」で、イメージを覆す謎の占い師役に挑戦。主題歌「ウンジュの原点(ふるさと)」も歌う。パーカッション奏者、玉木正昭さん(41)との結婚後、新たな舞台で“新妻初仕事”だ。
2009年の幕開け。幸せの絶頂を迎えた夏川が、その波に乗って新境地を切り開く。故郷・沖縄を舞台にした映画で演技初挑戦だ。
まさに未知の体験だ。名曲「涙そうそう」を切々と歌いあげ、日本全国を感動の渦に巻き込んだ沖縄の歌姫。女優へ“橋渡し”したのは、同郷のゴリだった。
02年の音楽祭「琉球フェスティバル」で知り合い、その後も交流を深めていった2人。ゴリが初めて長編映画のメガホンを執ることになり、たっての希望で昨年10月に夏川のもとに出演依頼が舞い込んだ。
同作はホッと心が安らぐハートフルコメディーで、夏川が演じるのはなんと謎の占い師。ハッキリした顔立ちに青いアラビア風衣装、色とりどりの装飾品が意外とハマる。撮影は12月上旬、現実離れした役柄が逆に新たな一面を引き出した。ゴリは「普段着たことのない衣装や、濃すぎるメーク。かなり恥ずかしがっていましたが、僕はかなり気に入っています。十分な存在感だったと思います」と太鼓判だ。
夏川は本業の歌手でも映画に貢献する。ゴリ自ら作詞し、Kiroroの玉城千春(31)が作曲した主題歌も担当をすることに。沖縄出身トリオを結成し、温かいメロディーに乗せてスクリーンを盛り上げる。
夏川は「(演技は)やっぱり難しかったです。いつの間にか終わっていた感じ。やっぱり、歌を歌っているほうが楽ですね! (主題歌は)レコーディングで歌ってて、ふるさとを思い浮かべていました」としみじみ。
新妻としての初仕事が銀幕デビュー。3月19日に開幕する「沖縄国際映画祭」に出品されることも決まり、夏川の新鮮かつ独特な演技力が故郷でベールを脱ぐ。