イタリア自動車大手フィアットが、経営不振の米クライスラーに出資し、35%の株式取得で目指していることが明らかになった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が19日伝えた。景気低迷で深刻な売り上げ不振に陥っているクライスラーは、フィアットとの提携で生き残りを図る考え。フィアット側は、北米市場への進出を狙う。
同紙によると、出資は今年半ばまでに完了させる計画。将来は、米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントに代わり、フィアットがクライスラー株式の過半数を握ることも検討されている。サーベラスは、フィアットによる出資後も、一定の持ち分を維持するとみられている。