ビール主要5社が15日発表した08年のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)出荷量によると、少子高齢化や値上げなどによるビール離れの影響で、総出荷量が前年比2.7%減の4億8268万ケース(1ケースは大瓶20本換算)となり、92年の統計開始以来の過去最低を4年連続で更新した。
酒類別では、割安な「第3」が消費者の節約志向で支持され、13.8%増の1億1420万ケースと伸ばした。発泡酒は7.7%減の1億1235万ケースで、初めて「第3」が発泡酒を上回った。ビールは6.5%減の2億5612万ケースだった。
会社別では、サントリーが8月末まで缶ビールの価格を据え置いた効果で、10.0%増の5986万ケースでシェアは12.4%。サッポロビールは8.2%減の5683万ケース、シェア11.8%にとどまり、サントリーの初の3位が確定した。アサヒビールは3.2%減の1億8231万ケース、シェア37.8%と8年連続の首位を守った。キリンビールは4.1%減の1億7958万ケース、シェア37.2%だった。