東京商工リサーチは13日、2008年の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)が前年比11.0%増の1万5646件、負債総額は同2.1倍の12兆2919億円に上ったと発表した。
倒産件数は3年連続で前年水準を上回り、2003年以来5年ぶりに1万5000件を上回った。また、上場企業の倒産(上場廃止後の倒産除く)は33件発生し、1952年の調査開始以来最多となった。
08年以前に上場企業の倒産が最も多かったのは2002年の29件。33件のうち不動産関連(16件)と建設関連(9件)が計25件となり全体の75%を占めた。商工リサーチでは「倒産が中小零細企業から中堅企業に及んできている」と指摘している。
昨年の倒産負債総額は調査開始以来7番目の規模で、03年以来5年ぶりに10兆円を上回った。昨年9月に民事再生法の適用を申請したリーマン・ブラザーズ証券(米リーマン・ブラザーズ<LEHMQ.PK> の日本法人)と関連3社の負債合計が4兆6957億円と、負債総額全体の38%を占めた。また、負債総額100億円以上の大型倒産が前年比71.4%増の108件と多発した。
併せて発表した08年12月の倒産件数は前年同月比24.1%増の1362件、負債総額は同43.3%増の6326億6800万円だった。政府が10月末に開始した中小企業向けの緊急保証制度の効果が注目されたが、倒産件数は12月としては02年以来6年ぶりに1300件を上回った。