ETCでお金も時間もお得な生活 | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

求人募集 福岡 博多 営業 テレアポ コールスタッフ
ハローワーク 就職 転職 求人 募集 アルバイト バイト
花粉症 除菌 除去 空気サプリ 営業代行 営業支援

あすから年末年始の長期休暇に入り、車で帰省する予定を立てている人も多いのではないだろうか。道路システム高度化推進機構によると、ETC(ノンストップ料金収受システム)の車載器が今月9日に累計2600万件を突破した。ETCには、有料道路の通行料金にいくつかの割引制度がある。お金も時間も有効活用するなら、ETCを使いこなしてみてはどうだろう。(日野稚子)

 節約アドバイザーの矢野きくのさんは今夏、ETC車載器を取り付けた。料金所で支払いのもたつきが減る分だけ、時間も燃料も節約でき、運転時の心理的な余裕も生まれたそうだ。「車載器を付けるために(一般的には)一万数千円の初期投資が必要ですが、次々に登場する料金割引が魅力」と話す。

 東日本(東北道など)、中日本(東名など)、西日本(中国道など)の各高速道路会社(NEXCO)で共通する通行料金の割引制度は4種類。条件がそろえば、30%か50%の割引が受けられる。

 中でも距離制限のない深夜割引は、平日の午後10時~午前0時に走行していれば3割引、曜日を問わず午前0~4時に走行していれば5割引となり、2つの時間帯にまたがると有利な方が適用される。例えば、金曜の午後11時に料金所から高速道路に入り、土曜の午前5時に出たら、「目的地での支払いは5割引となります」(NEXCO東日本)。

 他の3つの割引制度は、該当時間帯に料金所の出入りいずれかが条件で、走行距離100キロ以内という制限がある。さらに、適用地域や1日当たりの回数制限もある。例えば、東京、大阪圏に設定された「大都市近郊区間」は、通勤割引と休日昼間割引の圏外だ。

 一方、これら4種の割引制度は、NEXCOが管理しない首都高速や阪神高速、京葉道路や横浜新道などの有料道路には適用されていない。ただ、「ETC料金割引社会実験」という名目で、首都高速や東京湾アクアライン、圏央道などではそれぞれ独自のETC割引を実験中。社会実験の対象道路は拡大している。

 どんな割引が利用予定区間で該当するかを調べるには、NEXCO中日本が運営するウェブサイト「高速日和」の「ドライブコンパス」が、比較的幅広く路線や割引制度を網羅している。またNEXCO東日本のサイト「ドラぷら」では、入り口料金所から100キロ区間を表示する探索地図があり、「1つ手前で出ていれば5割引だったのに…」という後悔を避けられる。

 注意したいのは、有料道路を日常的に使っていないケースだ。ETCカードの有効期限が切れていると、料金所のETCレーンの開閉バーが開かず、事故につながる恐れがある。

 NEXCO東日本は「前の車が期限切れなどにより料金所で停止する場合もある。追突事故を避けるためにも、料金所を通過する際は徐行を心がけて」と呼びかけている。

                   ◇

 ■渋滞を避けたいなら…

 渋滞を避けたドライブ計画を立てたい人には、本田技研が運営するサイト「インターナビ・プレミアムクラブ」内で一般公開されている「出発時刻アドバイザー」の体験版がおすすめだ。

 同社製カーナビゲーションの利用者(会員)から収集した走行記録累計4億5000万キロ分の分析結果に、VICS(道路交通情報通信システム)などのリアルタイム渋滞情報を加味。希望時刻に目的地へ到着するには、何時に出発すればよいかをはじき出す。

 同社では「有料道路の渋滞を予測したら一般道に迂回(うかい)するルートを選んで最短時間を出す。普段の交通状況を知らない場所に行く際に使ってほしい」としている。