【格闘技最前線】バダ・ハリ暴走、反則負けの真実 | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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6日に横浜アリーナで開催された「K-1 WORLD GP 2008」決勝大会で、前代未聞の蛮行が繰り広げられた。舞台はK-1重量級の年間王者を決める決勝戦。K-1ヘビー級王者バダ・ハリ(23)=モロッコ=が、過去2度の優勝歴があるレミー・ボンヤスキー(32)=オランダ=の頭部を踏みつける悪質な反則行為で、2ラウンド53秒、失格負けとなった。

 
■写真で見る■バダ・ハリの“蛮行”完全再現

 谷川貞治K-1プロデューサーは翌7日、厳罰を示唆。「ハリの将来のためにも厳しく対処し、更正させる」。ヘビー級王座と08年GP準優勝の称号を剥脱(はくだつ)、ファイトマネー没収、出場停止-などの処分も視野に入れた。

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 暴挙の一部始終を、“証拠写真”とともに完全再現してみる。

 1ラウンドに左フックでダウンを奪われたハリが、2ラウンドにキレた。互いにもつれた際に左足をつかんでボンヤスキーを倒すと、上から右左のパンチを連続して2発たたきこんだ。さらに、角田信朗レフェリーの制止を無視して、左足で顔面を踏みつけた。

 リングに伏したボンヤスキーはフラフラと立ち上がり、コーナーへ。角田レフェリーは警告のイエローカードを出し、ボンヤスキーに5分間の休息を与えてリング医師が診察した。しかし、ボンヤスキーは頭部を強打した衝撃からモノが二重に見える状態で、試合再開には至らず、角田レフェリーは「悪質な反則行為に対して失格とします」とレッドカードを提示した。1万7823人もの観衆が会場に詰めかけ、テレビでも中継された晴れ舞台は、03年10月、野獣ボブ・サップ(米国)がボンヤスキー戦で反則負けして以来の“不祥事”の現場となった。

 「レミーに(反則の)ダメージはなかったはず。優勝が決まった途端、立ち上がってマイクアピールしただろ。ヤツは主演男優賞を受賞したんだ」。試合後も反省の色が見えないハリ。4年ぶり3度目の優勝を飾ったボンヤスキーは、リング上で悔し涙を流した。「踏みつけられた頭が痛い。モノが二重に見える。やっと王座に返り咲いたが、悔しい気持ちでいっぱい」と話し、ハリに対しては「ルールを守れるようになってから、K-1に戻ってくるべき」と注文をつけた。

 ハリは決勝の蛮行さえなければ、MVP級の活躍だった。8選手が参加して実施された決勝大会。準々決勝では、GP3度優勝のピーター・アーツ(38)=オランダ=に2ラウンド1分39秒でTKO勝ち。準決勝では、欧州王者エロール・ジマーマン(22)=スリナム=に先にダウンを奪われながら、3ラウンド2分15秒に逆転KO勝ちし、初優勝に“王手”をかけた。だが、昨年の準々決勝で判定負けしているボンヤスキーを相手にして、自分を見失った。

 暴発の予感はあった。7歳の時、暴れん坊の性格を心配した父に、キックのジムに入れられたハリは、10歳でアーツにあこがれてK-1を志した。風俗店の店長を務めながら、パンチとキックを磨いた。K-1本格参戦後にも、暴発することがあった。06年3月、会見場でピーター・グラハム(豪州)に挑発されて素手で殴りかかり、同9月のルスラン・カラエフ戦(ロシア)でKO負けした後は舞台裏で大暴れして、備品を壊した。ボンヤスキーに対しては、昨年の敗戦以来「フェイク(偽物)王者」と挑発してきた。今大会前にも「アーツ以外は片手で十分」と言い放っていたが、ボンヤスキーに先にダウンを奪われて、本性をあらわにした。

 「アーツを破ってK-1変革は成し遂げたが、決勝でストリートファイトの感覚が蘇ってしまった」とハリ。大衆に愛される健全なスポーツイベントとして市民権を得ることを目指すK-1にとって、あってはならない失態。角田レフェリーはリング上でマイクを取って、「決勝戦というすばらしい舞台で、このような結果になったのは残念です。K-1のスポーツマンシップにのっとり、バダ・ハリ選手のとった行動は、許されるものではありません」と訴えた。

 テレビ解説を務めたK-1MAX(中量級)の08年世界王者・魔裟斗は「ケンカじゃないし、スポーツの場なんで、バダ・ハリが悪い。1年間出場停止になってもしようがないぐらいに、相当に重いことですよ」と強い口調で断罪した。