ソーラーカーレースで圧倒的な強さを誇り、国内はもちろん世界からも常に注目されている大学があるのをご存じだろうか。それが、玉川大学だ。レースへの参加は1997年と10年ほど前だが、2001年に初優勝を果たして以降、その戦歴には“チャンピオン”の文字が数多く並んでいる。
2003年には、独自制作の「アポロンディーヌ」でオーストラリア大陸横断4000kmに挑戦。大陸西海岸パースから、東海岸のシドニーまで、見事9日間で走破に成功している。驚くべきはこのソーラーカー、太陽が出ていない曇りの日や夜間でも走行していたのだ。
ソーラーセルと燃料電池を組み合わせた、世界初のハイブリッドソーラーカーだったのである。こうした輝かしい成果をもつ玉川大学の「ソーラーチャレンジプロジェクト」を当初から牽引してきたのが、小原氏。学生による最先端のソーラーカー製作を実現させた人物である。