山梨県警北杜署は26日、結婚式を予定していたホテルに放火をしたとして、現住建造物等放火の疑いで、同県昭和町の会社員・河田達彦容疑者(39)を逮捕した。「どうしても結婚できない事情があって火を付けた」と容疑を認めているという。
調べでは、河田容疑者は25日午前2時20分ごろ、北杜市小淵沢町のホテル「リゾナーレ」で、コンサートホール裏の従業員用通路の床に、灯油のようなものをまいて火を付け、鉄筋コンクリートの壁や床、天井の計約8平方メートルを焼いた疑い。地元消防によると、通路は幅1・5メートル、天井は約2メートルで、消防署員が到着したときにはスプリンクラーで火は消えており、けが人はなかった。
北杜署によると、河田容疑者は同ホテルで25日に結婚式を挙げる予定だったが、当日キャンセルの連絡をしてきたため事情を聞いたところ、放火を認めたという。
同ホテルは有名イタリア人建築家が設計し、欧州の中世都市のようなたたずまいで人気を集めるリゾートホテルで、コンサートホールも名物のひとつ。北杜署では、詳しい動機を調べている。