ガソリン高騰や環境問題意識の高まりを受け、よりエコなクルマが好まれる時代となった。「ダウンサイジングが求められる時代に突入」。そうはいっても、できるだけ面白いクルマを選びたいところ。そこで今回は、日・独・伊の代表的なCセグメントのハッチバック車を取り上げたい。
フィアット・グランデプントは、プントの後継モデルとして、2006年6月に日本発売。少し大きくなったことで、幅広いユーザーを取り込めるモデルになった。3ドア&6速MTの「スポーツ」が先行発売され、2006年10月から5ドア&シーケンシャルAMT(2ペダルMT)の「デュアロジック」系モデルが追加された。今回は、後者のデュアロジックの最上級グレード「テラ」を持ち込んだ。
2004年5月に登場した5世代目ゴルフは、Cセグメントの世界標準として開発されたモデル。その後、高性能のR32やGTiなどを発売しバリエーションを拡大しつつ、1.4Lツインチャージエンジン搭載車など、燃費向上の技術的チャレンジをしたモデルも発売。今回のトレンドラインは、ボトムグレード「ゴルフE」の後継モデルで、新開発の1.4Lシングルチャージエンジンに、乾式クラッチ採用7速DSGを搭載する。
日産ティーダは、従来のコンパクトカーの概念を打ち破る居住性とクオリティを追求したモデルで、2004年9月に発売。国内外で高く評価され、安定したセールスをマークしている。2008年1月にマイナーチェンジを実施。国産アッパーミドルサルーンからのダウンサイジングや、5ナンバー枠にこだわるユーザーから支持されているという。
これら3台いずれも価格がリーズナブルで、ユーティリティにも優れる。ベーシックなコンパクトカーながら、ダウンサイジングを図る上でも積極的に「欲しい!」と思える個性もある。各モデルの魅力を探る。