📈 9月10日(火曜日)、米国株式市場はまちまちの動きとなりました。ナスダック100指数は0.9%上昇し、S&P500は0.45%上昇しましたが、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均は0.23%下落し、ラッセル2000小型株指数は0.02%下落しました。

投資家は水曜日に発表されるCPIインフレデータと米大統領選の候補者による初の討論会を待ちながら慎重な姿勢を保ち、大規模な買い注文や売り注文は見られませんでした。

 

※投資銀行の見解:

🔔シティグループのストラテジストであるクリス・モンタギュー氏は、S&P500指数のロングポジションの大量決済とナスダック100指数のショートポジションの増加が、リスク選好がより直接的なベア傾向に転じたことを示していると述べました。

🔔 UBSグループのアメリカ株式デリバティブ戦略担当者レベッカ・チョン氏は、「今後2ヶ月間の戦略的な下落を見込んでいます」、「発表される経済データがわずかに失望を招くと、大規模な調整が引き起こされる可能性があります」と述べました。

 

📈テクノロジー七巨頭の動き:

●テスラは4.58%上昇し、226.17ドルで取引を終えました。テスラの株価に対して長期的に弱気だったドイツ銀行は最近、テスラに対する「買い」レーティングを再評価し、自動車業界の推奨株として位置付け、目標株価を295ドルに引き上げました。

●エヌビディアは1.53%上昇、マイクロソフトとアマゾンはそれぞれ2%以上の上昇を見せ、メタはほぼ横ばいでした。

●グーグルとアップルは同日にEUでの訴訟で敗訴し、両社ともに罰金を科されました。アップルは0.38%下落し、グーグルAは0.03%微下落しました。

 

※注目銘柄:

📌オラクルは11%超の上昇で155.89ドルとなり、過去最高値を更新しました。オラクルの決算が予想を上回ったため、パイパー・サンダラーはオラクルの目標株価を175ドルに引き上げ、「強気」レーティングを維持しました。また、オラクルはアマゾンAWSとのデータベースサービス提供の提携も発表しました。

📌銀行株は全体的に下落し、JPモルガン・チェースは5.19%下落し、取引中には7%以上下落しました。総裁はウォール街の予測が楽観的すぎると警告しました。

 

📈ナスダック中国金龍指数は0.06%上昇し、人気の中国関連株はまちまちの動きでした。アリババは2.9%上昇し、テンセント音楽は4.9%下落しました。

 

📈 COMEX 12月の金先物は0.49%上昇し、2545.1ドル/オンスで取引されました。

 

📉WTI 10月原油先物は4.31%下落し、65.75ドル/バレルで取引を終えました。以上