学校全体で献血をする事になった。
初めての経験で、私達は興奮してワーキャー言っていた。

何でも、貧血だったら教えてくれたり、
血液型も教えてくれるらしい。

私は病院通いを良くしている為自分の血液型は知っていた。
特に苦痛も感じず、人の役にたっているという感覚もなく、献血は終了。
水分補給にいちごミルクを貰い、機嫌が良かった。



翌日、クラスのみんなに血液検査の報告書が届いた。


私はO型。

特に悪い処もなし。


ただ、
教室の窓際1番前に座っているあいちゃんに、先生が何か話していた。

1時限が始まる前に、あいちゃんの処に行った。

「何?」

先生とあいちゃんのやりとりが気になった。

「RH」
あいちゃんが言った。
「RH」
私が復唱した。

「マイナス。」

「血液型は!?」

「AB型。」

「えーっ!?」


あいちゃんはじっと結果報告書を見つめていた。
表情からは変化が感じられない。

そして・・言葉が少ない。


ただ、私もそこにたたずむ。
報告書がやけに白く見えた。