Astonishing win!!!! | フットボールジャーナリストへの道(It`s from my point of view. and I would tell you frankly what I think. )。

Astonishing win!!!!

ジェラード ヨーロッパとアジアの境界イスタンブールにてヨーロッパナンバーワンクラブを競い合った。リバプールVS ACミラン。両チームとも歴史、実力のあるチーム。お互いに国内リーグの優勝は逃している。つまり、これがお互いにとって今年、最大の戦い。チームカラーは両チームとも赤。スタジアムは真っ赤に染まった。歓声が叫びのように聞こえる中キックオフ。立ち上がり50秒、ACミランパオロ・マルディーニアレッサンドロ・ピルロのFKに合わせてあっさり先制。彼は今年で37歳になる大ベテラン。ミラン4-4-2、対するリバプールはいつもはワントップなのに、今日は4-4-2。しかもハリー・キューウェルを起用した。ベニテス監督の挑戦が伺えた。しかし、悲劇は起きる。23分に、そのキューウェルが怪我の為スミチェルとの交代を余儀なくされる。そしてリバプールはいつもの4-5-1のシステムに戻った。そこからはリバプール止まったエンジンのように全く機能しなかった。DFラインの統率もうまくいかず、ロングボール、ショートパス、ことごとくイタリアンジャイアントにおびやかされた。そして39分、リバプールルイス・ガルシアが相手ペナルティーエリア内でアレッサンドロ・ネスタをかわした時、またも悲劇が起きた。スライディングにいったネスタの手に明らかにボールが当たった。明らかなハンド。しかし審判はプレーオンの判定。それに抗議している間にカウンターを食らい、カカーシェフチェンコとつなぎ、最後はエルナン・クレスポがゴール。そしてその4分後にカカーからの針の穴を通すようなスルーボールが出て、クレスポが落ち着いて今日2点目のゴールを決めた。そして前半は終了。3-0で折り返す。誰もがACミランの優勝を信じていたに違いない。リバプールサポーターでさえも・・・。後半が開始してもリバプールはFWのミラン・バロシュ頼みのロングボール放り込み型フットボールが続く。世界最高峰のディフェンスラインを誇るACミランには到底かなわない。と、思われた矢先、左サイドに流れたボールをリーセがピンポイントでリバプールのキャプテン、スティーブン・ジェラードの頭に合わせ、1点を返す。自陣に戻る時にジェラードは観客、選手に向かって「まだまだいけるぞ」といわんばかりに両手を大きく揺さぶり、士気を高めた。その思いが伝わったかのように2分後、ルーズボールを交代で入ったスミチェル地を這うようなミドルシュートを豪快に決め、3-2。ようやくリバプールにエンジンがかかった。そして勢いはとどまらず、その4分後にジェラードがドリブル突破を試みたがACミランMFのガットゥーゾが思わず倒してしまい、PK。キッカーはシャヴィ・アロンソ。ゆっくりとした助走から右足で左コーナーを狙う。ACミランのGKジーダも同じ方向に飛ぶ。そして止められた。しかし、詰めていたアロンソが執念のゴールこれで試合は3-3の振り出し。だれがこんな結果を予想したか。ここからはお互いの持ち味を存分に見せた。ACミランは中盤のカカーピルロを中心としたすばらしいボール回しから前線のチェフチェンコクレスポへ繋ぐすばらしいフットボールを。リバプールは、ジェラードのサイドチェンジを基点とした幅広いフットボールを。しかし、お互いにネットを揺らすことはなく、延長戦へ。延長戦に入ってもお互い繰り広げるフットボールはさほど変わらない。しかし、前半に遊ばれるようにボールを回されたリバプールDF、MF陣は根こそぎ体力を奪われていた。そう、足がつるのだ。4人は足がつっただろうか。高校生の試合などで終盤に足がつるのはよく見たことがある。しかし、選手はプロ。さらにはチャンピオンズリーグの決勝。こんな光景は見たことがなかった。しかし、皮肉なことに、リバプールは交代枠を使い切っていたので選手はプレーを続けなければならない。そしてACミランは延長後半に起爆剤としてマヌエル・ルイコスタを投入。そして、終盤、ACミランに最大のチャンスが訪れた。アーリークロスに頭で合わせたチェフチェンコ。GKデュデクは前にはじく。そしてチェフチェンコがフリーでシュートを放ったが、GKデュデクの神がかり的なポジショニングでネットを揺らすことはできなかった。そして延長戦も終了しPK戦へ。ACミランが1,2人目失敗したのに対し、リバプールは2人とも成功。ミランはクレスポに代わって入った3人目のトマソンが決めた。そしてリバプールの3人目のリーセACミランGKのジーダに止められる。しかしリバプール優勢はかわらない。4人目は両方が決め、ACミランの5人目シェフチェンコ。これを外せば負けが決まる。GKからすれば止めれば勝ちが決まる。助走を始め、シュートした瞬間、GKデュデクの気迫が乗り移ったのか、チェフチェンコは正面にチカラのないシュート。デュデクは反応は外れたが残った左手でセーブ。この瞬間、リバプール21年ぶりの欧州チャンピオンに輝いた。3-0からの執念。あらためてフットボールの難しさ、楽しさを味わった気がする。リバプールはリーグ5位で終了したので来期のチャンピオンズリーグには出場できないとUEFAに言われている。しかし、前回チャンピオンがタイトルを守らない大会というのもおかしい。今後のUEFA、FAの動向に注目だ。そして、難しい試合を乗り越え続けたリバプールの選手に是非おめでとうと言いたい。