
今日はチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグの2日目であった。昨日は、
ACミランが
PSVを
2-0で破り、決勝進出をぐっと手元に引き寄せた。そして、今日、ロンドン、
スタンフォードブリッジにて
チェルシーVS
リバプールの試合があった。
下馬評ではチェルシーが有利とどのメディアも伝えた。今シーズン3度対戦して
チェルシーは全勝。しかしチェルシーはチャンピオンズリーグで
決勝戦に進んだことはない。その決勝へ向けて、今日は大事な一戦となることは誰にもわかっていた。そして対するリバプールは今シーズンチェルシーに
1度も勝ってはいない。しかし、チャンピオンズリーグでは
3度決勝進出している名門クラブである。午後7時45分、キックオフ。
チェルシーは
4-3-2-1のフォーメーション、
リバプールは
4-5-1のフォーメーション。チェルシーは
ディディエ・ドログバをトップに置き、リバプールは
ミラン・バロシュをトップに置いた。チェルシーは4-3-2-1という変則的な布陣を敷いたが、ゲームが動くにつれ、リバプールの4-5-1となんら
変わりはなくなった。試合はかなり拮抗していた。
攻めても攻めても、守る守る。中盤でボールを取られれば、中盤で取り返す。こんなことが何度起こったであろうか。チェルシーのDFと
ドログバはまさに「
壁」といっても過言ではない。ロングボールに競り負けることは
ほとんどなかった。対するリバプールも「壁」まではいかないが、
ヒッピアー、
キャラガーを中心に、競りに行き、こぼれだまを
シャヴィ・アロンソがそつなく処理をする。
ラインコントロールも前回のユベントス戦のようにしっかりとしていた。
ボールポゼッションもほぼ互角のまま前半を終了。惜しいチャンスはどちらにも数回あったが、それほど
怖いものではなかった。そして、後半が始まる。まず、動いたのが
チェルシー。
チアゴに変えて、
ロッベンを投入。前節のプレミアで怪我から復帰し、鮮やかなドリブル、鮮やかなアシストを決め、復帰をアピールした
ロッベン。
モウリーニョ監督は、彼に縦横無尽にドリブルをし、トップの
ドログバに放り込んで、こぼれだまを
ランパードに決めさせよう。そう思ったに違いない。
しかし、そこからリズムが狂い始める。中盤の
仕事がかぶった。そう、
ジョー・コールと
ロッベンの仕事が。そこをうまくリバプールが突き始めた。66分に
バロシュに変え、
ジブリル・シセを投入。中盤を
スティーブン・ジェラード、
シャヴィアロンソ、
ルイス・ガルシアにかき回され始めたチェルシーは、
クロード・マケレレ、
リカルド・カルバーリョが大忙しになった。そこでホームで点が欲しいチェルシーは
中盤ではなく、FWの選手を入れる。
ジョー・コールに変えて、
マテヤ・ケジュマンを。そこで思った。モウリーニョ監督はかなり
焦っているのだと。そう、リバプールのベニテス監督の
思う壺にはまってしまったのである。中盤がうまくまとまらないチェルシーはパスミスを連発。そしてリバプールは決定力は欠いたものの、中盤がうまく回り始めた。そこで
アクシデント発生。
シャヴィ・アロンソが
グジョンセンへのファウルで
イエローカードをもらってしまう。彼は次の試合、
出場停止になってしまった。そして、そのままゴールネットが揺れることなく試合終了。この試合はチャンスというチャンスもそこまでなく、ミスというミスもなく、ほぼ
フィフティフィフティといった試合であった。しかし、監督の采配、タクティクスは
ベニテスに軍配が上がったといえよう。アウェーで貴重な引き分けをした
リバプール。次はホーム、アンフィールドで
チェルシーを迎え撃つ。プレーヤーの戦いも重要だが、監督の采配も重要なのは言うまでもない。シャヴィ・アロンソを失ったベニテス監督はどのような采配で望むのか。セカンドレグも目が離せない。