イラン戦選評(個人的に)。
みなも知っている通り、ワールドカップアジア最終予選2戦目はイランに2-1で破れた。敗因は何か。
それは中盤とディフェンスの連携、そして僕が思うに、ダイレクトプレーの少なさ、これが一番だと思う。
イラン代表チームはドイツのブンデスリーガで活躍するなど、海外組みが5人。
日本と大して変わらない、もしくはそれよりも上のタレントかもしれない。
そこで日本は急造4バックで挑んだ。
慣れている3バックではなく。
試合は押しつ押されつの、動かないゲーム。
場所はアウェー。
12万人という、アジア最大のスタジアムで、イラン人に囲まれ、プレーをする日本。
このプレッシャーの中でどう戦うべきだったか。
プレッシャーを感じるとどうしても動き出しが遅くなる。
そこでキープしてしまい、前をむいても味方がいない。
そして最終的に後ろにボールを下げてしまう。
これでは攻撃ができるわけがない。
そして前半25分にセットプレーからのこぼれ球をハシュミアンに決められる。
ボランチの小野、福西の球離れが異常に遅い。
そのせいで、ショート=ショート=ロングといったようにパスを回すことができずに、停滞している感が強かった。
ボランチというのは「舵取り役」。
つまりはうまくボールを振らなければならない。
しかし、中田ヒデしか使っていなかったように思う。
個人技の優れたチームに個人技で挑んでしまった。
相手の思う壺である。
後半、幸運にも福西のゴールで同点に追いつくも、後半30分には加地のマークミスでフリーでヘディングシュートを決められ万事休す。
このまま見せ場を作れずに試合終了。
こういった試合ではダイレクトプレーが試合を左右する。
ダイレクトを入れることによりカウンターのスピードを格段に上げることもできるし、2人で3人相手をぬく事だって可能だ。
そして、ボランチがうまく機能しないことによって、サイドバックの上がりをほとんど見ることができなかった。
これが僕の思う最大の敗因だと思う。
アウェーの厳しさはみんな知っているはずだ。
なのに、そこを組織的にできなかった。
完敗だと思う。
次回、中盤の修正がカギを握ることは言うまでもない。
小野は出場停止。
うまくボールをまわし、サイドからえぐることが勝利への方程式。
バーレーン戦での奮起を期待したい。