ドーピング検査について。 | フットボールジャーナリストへの道(It`s from my point of view. and I would tell you frankly what I think. )。

ドーピング検査について。

先日の試合後にACミランパンカーロガットゥーゾ両選手がドーピング検査(血液検査、尿検査ともに)拒否をした。
「規則により、ある選手が血液検査を受けることを拒否した場合、間違いなく尿検査ではWADA(世界反ドーピング機構)のリストにあるすべての禁止薬物の検査が行われることになる。さらに、エリトロポエチンの検出も行われる。つまり、血液検査を受けない者は、いずれにしてもより広範囲の検査を受けるということだ」というのがミランのドクターの弁明である。
果たしてこれはどういうことなのか。
最近、野球ではなく、サッカー界のドーピング問題が多い。一番新しいところで言えば、チェルシーを追放されたアドリアン・ムトゥであろう。
彼はすでに6ヶ月というなんとも短い出場停止期間を(皮肉っぽく書きました)言い渡されました。
その前で言えば、マンチェスターユナイテッドリオ・ファーディナンドが薬物検査を受けなかったために8ヶ月の出場停止を余儀なくされました。
調べたところによると、尿検査では3ヶ月は証拠が残るらしい。
でもいつ薬物を使用したのかはわからないらしい。
個人的な見解を言うと、リオ・ファーディナンドは薬物を使用していると認めてしまうとFIFAが定める規定により、最大2年間の出場停止を回避するためにテストを回避したのではないかと考えられる。
しかし、アドリアン・ムトゥは薬物使用を認めたのにもかかわらず、たったの6ヶ月。
なんとも不可解な結果になってイギリスでも問題になった。
さて、今回の二人の場合はどうなのであろう。
イタリアのサッカー事情はそこまで精通していないのでキツクはいえないのであるが、ドーピング検査が「任意」というのには驚かされた。
各国によりルールや規定に差はあってもいいと思うが、ドーピング検査まで違うと言うのは正直、納得しがたい事実である。
スポーツ選手というのは皆のヒーロー、そして見本であるべき存在ではなかろうか。
こういう選手がドーピング検査を拒否するということは、薬物を使用しましたと言っているのと変わらないのではないだろうか。
最近はスポーツ選手が腕にゴムのバンドをして、いろいろな運動に参加している。
ブルーは「イジメをやめよう」、イエローは「がん患者を救おう」、ホワイト、ブラックは「人種差別をやめよう」といった具合に。
彼ら、スターを起用することによって宣伝できることは言うまでもない。そして、未来を担う子供達がまねをすることから始まり、そして意識し、その運動を世界的に広げることができる。
すばらしい考えだと思う。先日行われた国際Aマッチ、イングランドVSオランダの一戦ではイングランドの胸に「Stop the racism」とプリントされたユニフォームが採用された。
ナショナルチームのユニフォームを使って宣伝することはサッカー界ではきわめて稀なケース。
イングランド代表監督のエリクソン氏も快諾したそうだ。
このように、スポーツ選手はある意味、どのような人よりもヒーローになりえるのである。
子供だけでなく、世界に薬物を広げないために、なにがあってもドーピングは絶対に、絶対に追放しなければならない。