こんんちは。
以前Windowsで録画サーバーを組む話をしました。
ただ...
- Windows Updateによるドライバ使用不可に怯えてサーバー運用するのは疲れる。
- TVTestのインターフェースは、主にPCをPCとして使用している状態に最適化されている。(レコーダー的な操作感がほしい)
- Kodiというソフトの存在を知った。
以上の理由から、Linuxで録画サーバーを組み直すことにしました。
以下、備忘録的に綴っていきます。
構成
使うもの
- PT2×2
- Ubuntu 16.04
- Chinachu
- Mirakurun
- Kodi
- Comskip
イメージ
- チューナー管理:Mirakurun
- スケジュール予約:Chinachuにブラウザから予約登録
- 手動予約:Kodi経由でChinachuに予約登録
- テレビ視聴:Kodi
- 録画TS再生:Kodi
- チャプター生成:Comskip
TSの流れとしては、
- 録画
Mirakurun → Chinachu → Comskip → Kodi
- 視聴
Mirakurun → Kodi
こんな感じ。
Mirakurun導入
前準備
Mirakurunを導入する前に、まずはPT2のドライバと録画コマンドをインストールする必要があります。
ここまでの導入は下記サイトを参考に導入しました。
ただし、dkmsを使ってドライバをインストールするとデバイスのパーティションがおかしくなるようでしたので、安定性を考慮して素直にmakeしてインストールしました。
Mirakurun導入
Mirakurunを動かすにはNode.js5.9.0以上が必要です。最新版Node.jsのインストールは以下のサイトを参考にしました。
- Qiita - Ubuntuに最新のNode.jsを難なくインストールする
Mirakurunのインストールは以下のコマンドを実行。
あとはMirakurunの設定です。
私は/usr/local/etc/mirakurun
以下の
- channels.yml
- tuners.yml
この2つのファイルを直接編集しました。
channels.yml設定
チャンネル設定はマスプロのサイトが参考になるはずだったのですが、私の地域はチャンネルが特殊だったようで、ここを参考にしても動きませんでした。
そういうわけで、以下のコマンドで有効なチャンネルを調べました。
実行すると/home/hoge/videos
に有効なチャンネルの数字がファイル名の動画があると思うので、それを確認しながらチャンネル設定をします。
BSはそのままでも大丈夫ですが、私の地域ではchannelとserviceIDは同一の3桁の数字である必要がありました。
tuners.yml設定
ファイルには最初からPT2の設定があったので、それをコピペしてチューナー番号等をいじって終了。
あとはMirakurunが再起動後に自動で起動するようにrc.localにちょこちょこっと追記しておきます。
以上でMirakurunの設定は終了です。
Chinachu導入
下記コマンドで導入できます。
続いて再起動時に自動起動するように設定。
かなり長くなりそうなので前編と後編に分けます。
続きは以下から。
おわり。
P.S.
アメブロって40000字までしか書けないんですね。