其の三も元気にいきますよ!
前回ChromebookにLinuxをインストールした私ですが、しばらくして思ったんですよ。
「これ、ChromeOS要らなくね?」
一度考えてしまうとChromeOSが邪魔で仕方がない。
XubuntuにできてChromeOSにできないことは山程ありますが、その逆は皆無です。
で、どうにかLinuxだけをインストールできないかと調べたところ、なんとかできそうな感じだったのでトライしてみました。
参考にしたのはこことかこことかこことか。
方法はややこしいのでここでは割愛しますが、結論を言うと、
ぶっ壊した...
なんと買って数日のPCが、綺麗な置物になってしまいました。
原因は普通のPCでいうBIOSに当たる部分の焼きミス。
同じ基盤だから行けるだろ、と高を括って他のPCのものを焼いたのが間違いでした。
後で調べたらちゃんとHP Chromebook 11用のものもあった...
流石にこれで諦めるわけにはいかないので、基盤を交換して自分で直しました。
このPCの分解情報がこれまた皆無でして、手探りでの分解でした。
需要はあるかわかりませんが、一応バラす手順を記しておきます。
1.Google色のラバー部分を外す
爪で引っかかっているだけなので、力を加えると簡単に外れます。
2.合計8箇所のネジを外し、裏蓋を開ける
ネジは合計で8箇所に埋まってます。
6箇所は太いラバー部分の下に、2箇所は細いラバー部分の下にあります。
細いラバーは両面テープで貼り付けられているので、ドライヤーなどですこし温めてマイナスドライバーでゴリゴリいくと剥がせます。
この時ラバー部分が折れないように注意してください。
外すと中身が見えます。
3.基盤を外す
ケーブル等を外して基盤を取り出します。
リボンケーブルは下の写真の黒い部分を上げると外れるようになっています。
4.新しい基盤を取り付ける
あとは新しい基盤を取り付け、組み直すだけです。
ちなみにChromebookにはシステム領域へのアクセスをハード的に制限するWrite Protect Screwというものがあります。
このネジを外すとメイリオなどのフォントを入れることができるようになったりします。
HP Chromebook 11のWrite Protect Screwはこれ。
お亡くなりになった基盤です。
実は基盤交換の他に、eMMCに直接書き込むという技もあったのですが、手順がめちゃくちゃ厄介なのと、書き込むための道具を揃えていたら新しい基盤を買ったほうが安いということで、eBayで基盤を購入しました。
そんなこんなで復活した我が家のChromebookですが、ChromeOSで意外と不便しないことに気付いたので、現在は大人しくCroutonでXubuntuをインストールして使っています。
Youtubeの1080p60fpsの動画を再生するとかなりカクつきますが、それ以外は満足です。
長く大切に使っていこうと思います。
追記
このChromebook最大の見所・・・それは・・・