夢のある男っていいよね~~
と言う女のコ、
果たしてどれだけいるのでしょうか。
はて。
合コンで思ったのは、
社会人になりたての23~24歳男
もしくは
30代に突入したばかりの男
って
やたら夢を語りたがる人、多い気がします。
「宝くじ当てたい」
「えびちゃんと結婚したい」
という、妄想レベルの夢ならまだしも、
「オレ、いつか本出したいんだ」
「音楽の道で食っていきたいんだよね、将来は」
「50歳になったら、文化人になっていたいんだよね」
なんて、
恥ずかしげもなく言い切る人たち。
彼らが熱をもってしゃべればしゃべるほど、
女のコたちの体温は低下していきます。
彼女たちは、口では「へえ~~そうなんだ~」
と愛想よく言いますが、
心の中で思っていることはただ一つ。
「おいおい、今さら自分探し始めてんじゃねーよ」。
相当冷めてます。
やたら肩ひじ張って
小難しいこと語りたがるのは
20代前半に特有の症状なのかもしれません。
が、問題は30代男。
起業したいだの、
今の会社じゃでかいことができないだの、
これからは○○が来る時代だの
今の時点でどうとでも言えることを
口に出す。
怠慢な私は、
これから起こるかもしれないことに
いちいち感想を述べるのがとても面倒くさい。
起業しようと
失業しようと
本を出そうと
新聞に載ろうと
すべて事後報告でお願いします。
と頭を下げたい気分です。
人は、他人の夢に興味をもてないものなんですね。
そしてここがポイントですが、
大層な夢を語る男ほど、
それが絶対に実現しないように思えるのは
なぜなのでしょう。
それは私だって、知り合った夢追い男たちに
売れる本を出してほしい。
ビッグになってほしい。
文化人になってほしい。
と願ってやまないのですが、
残念ながら
その可能性は100%ないだろう
というのが、
今の私の見解です。
悲しいことですが
編集者としても個人としても
人を見る目がないということを
認めざるを得ません。
( ̄Д ̄;;
人脈が広い広いと持ち上げられて
調子に乗りつつある私ですが、
どうやら見当ちがいの鉱脈ばかり
掘っているような気がしてならない
今日この頃です。