■CMで見かける“オメガ脂肪酸”は犬にもいいの？

犬ごはん先生、いちかわあやこです

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ちょっと前に、CMでよく流れていた

「オメガ脂肪酸は認知症の予防になる」

オメガ脂肪酸とは、脂肪の種類のこと。

もちろん、わんちゃんの体にも大切な成分ですが

オメガ脂肪酸といっても、正確には色々な種類があります。

オメガ９
…胃腸の働きを整える、動脈硬化予防、血液をサラサラにする。

　

主に含まれるもの：オリーブオイル、ナッツ類
　※マカダミアナッツは中毒の恐れがあるので避けましょう。

オメガ６
…炎症を引き起こす、血液を固まらせる。

　

主に含まれるもの：肉の油脂、サラダ油、コーン油、マーガリン、ショートニング

オメガ３
…炎症を鎮める、血液をサラサラにする。

　

主に含まれるもの：亜麻仁油、えごま油、しそ油、魚の油

もちろん、働きはこれだけに限ったものではありませんが

体内では作られないオメガ３脂肪酸が大事なんです！！！

炎症を起こしたり、血液を固まらせる＝オメガ６脂肪酸って悪者じゃん！！！

ではありません～。

血液があまりにサラサラすぎると、けがなどで出血した時に止まりにくくなるというデメリットも。

ただ、オメガ６脂肪酸は、よっぽどの大偏食で無い限り不足することはまれ。

どちらかというと、摂りすぎてしまうことが多いです。

対するオメガ３脂肪酸は、意識していないとなかなか摂りにくいもの。

更に更に、このオメガ３脂肪酸というのは、加熱にとても弱いです。

加熱に弱いというのは

加熱すると酸化（劣化）しやすく
本来の良い栄養素が破壊され
体に悪影響を及ぼすトランス脂肪酸が発生

例：オメガ３脂肪酸を含む亜麻仁油で作ったクッキーなどは、勿体ないです！！

なので、

“オメガ”と書いてある油なら何でもOK！ではなくて

その種類、与え方、量が重要です

また、脳の成分の多くは油脂！

油脂を味方につけて、健康管理もスムーズにしちゃいましょう♪

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次回は６月の平日、休日を予定しています。（共通の内容での開催）

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