■続・犬に牛乳、乳製品は与えて良いのか？その２：あげたい理由に迫る！

犬ごはん先生、いちかわあやこです

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牛乳、乳製品の話その２です。

【犬に牛乳、乳製品は与えて良いのか？シリーズ】

その１：牛乳賛否両論編
その２：あげたい理由に迫る編
その３：与える量や回数は？編

この記事がハジメマシテ！の方は

その１：牛乳賛否両論編

からお読みください。

わたしも

「牛乳をあげたい」飼い主さんに何回かお会いしたことがあります。

なんでなんだろうなーとヒアリングしていくと

カルシウム補給
水分補給
給食に毎日牛乳が出ていた感覚で
たまたまあげてみたら、喜んだ

大体はこのどこかに分類されます。

カルシウム補給の件

沢山あるミネラルの一種である

カルシウムとリン。

この、リンが多すぎるとカルシウムの吸収を阻害してしまうと言われているので

カルシウムを多く摂りたがる方もいらっしゃいます。

特に、肉はリンが多いので

「カルシウム！カルシウム！！カルシウムを～！！！」

と、なる気持ちもわかります。

※犬が肉だけでOKと言い切れない理由はここにもあります。

あとは、骨折しないように！とかでしょうか。

じゃあ、牛乳だけ飲んでいればカルシウム補給になるかというと…

どうでしょう～？？？

人間の場合は、ですが

牛乳を沢山摂っている国では骨粗しょう症や骨折が多いという調査結果もありますし

栄養学的には、カルシウムの吸収にはビタミンDが必要になってきます。

※天日干しした乾物、魚、きのこなど。

なので、カルシウムだけ摂っていればそれだけでOK！とは言い切れません。

元々の食生活がどうか？が何よりも重要。

乳糖によって下痢してしまう不安を抱えてまで、牛乳を与える必要があるのでしょうか？

それなら、

魚、ヨーグルト、チーズ、大豆製品でも良いのではないかと思うのです。

カルシウムもビタミンDも、不足していたら問題が起きる可能性がありますが

サプリメントなどで大量に摂れば良いってものでもありません。

水分補給として牛乳をの件

過去の記事や外部サイトのコラムでも書いていますが

「水分補給に適しているのは水」です。

■参考記事
犬の身体は乾いている!? 水分補給で健康管理をしよう

給食で毎日飲んでいた名残の件

これに関しては、戦後からの食の欧米化現象ではないでしょうか？

わたしたち人間にとって、本当に牛乳が必要かどうか？は

わたしはちょっぴり疑問に感じています。

たまたまあげてみたら、喜んだの件

犬が食いつくポイントは、甘味と香り。

好き嫌いが多くても、動物性食品に対する食いつきだけは良いわんちゃんも多いです。

好きな食べ物を好きなだけあげていい事はないので

与えすぎないように気をつけましょう♪

…２回に記事を分けても終わらないので、次回に続きます。

【犬に牛乳、乳製品は与えて良いのか？シリーズ】

その１：牛乳賛否両論編
その２：あげたい理由に迫る編
その３：与える量や回数は？編

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