7、偶然訪れた児童養護施設での実習。そこでの衝撃が私の人生を大きく変えた。

〜何者でも無かった一人の保育学生が世界に挑戦するまでの物語〜

 

 

沖縄までアパート探しに行ったのに職を無くして帰宅。

 

那覇市で住む予定で、近辺のアパートを契約するつもりで奈良から沖縄へ。

ところが偶然インスタグラムで発見した一週間滞在イベントに参加。

 

そしてその場所は那覇市からま反対の沖縄県の最北端国頭村に向かっていた。

 

普段から事前準備を全くしない私は参加するイベントについても調べずに、空港に到着してから行き先をグーグルマップで調べた。

なんと那覇からバスで3時間以上もかかった。

そしてど田舎を走るバスに揺られながら、あのインスタで見たイベントは幻か何かなのかと疑う気持ちが大きくなっていた(笑)

 

しかし一先ずGoogleマップが案内するバス降り場で降りて、徒歩でホテルまで向かった。

 

緊張と不安の気持ちを抑えてドアを開けた。

目の前には、私が20歳の時から夢を描いたいたような場所が広がっていた。

 

黒と白色の美しい大理石の床、植物が生い茂っている空間、お洒落なスーツを着こなすスタッフさん、年期の入ったビンテージ家具、

沢山の本がつらつらと並ぶ本棚、卓球、ビリヤード、ボルタリングスペースで楽しく遊家族づれやカップル、ジャズ音楽が流れていた。

この見事な洗練された空間は私を魅了した。

 

 

そして滞在期間中にそちらのオーナーに話をかけた。

私の夢は児童虐待を無くすこと、お洒落な空間でお母さんたちが働ける場所を作ることだと伝えた。

 

 

そしてイベントが始まった一週間後、内定先に断りの電話を入れていた。

そう、沖縄県の最北端のホテルで経営を学ばせてもらうことになったのだ。

 

ただお金の無い大学生だったので、平日は近くの子ども園で1年間だけ働かせてもらうことにした。

保育士を平日にして、帰宅後の平日と休日をホテルで学ぶという形にしたのだ。

 

言葉で言うのは簡単だったが、想像を超える怒涛の日々を送ることはまだこの時は知っていなかった。