6、偶然訪れた児童養護施設での実習。そこでの衝撃が私の人生を大きく変えた。

〜何者でも無かった一人の保育学生が世界に挑戦するまでの物語〜

 

そのアイデアとは。

育児中のお母さん達がカフェに行きづらいなら行きやすいカフェを作ろうと思った。

 

でもどうしてもそこには「子連れOK」や「ファミリー向き」という文言は入れたくなかった。

なぜならそれを入れてる時点ではまだ子連れのお母さんは他の場所では邪魔者扱いのようになるからだ。

 

そうではなくて

お母さんも子どもを連れて働ける

お母さんも子どもを連れてお洒落なカフェやレストランにだって行ける

 

そんな風に人々の固定概念を変える為の「場所」を作ることが私の使命だと思いついた。

 

 

かと言って何から始めて良いのか分からず日本に帰ってからは普通にクラスメイトと同じように就職活動を行なっていた。

心の中では保育園や児童養護施設で働いたとしても、自分が思っている社会には程遠いと思っていたのに。

 

大好きな関西から離れ、沖縄県の保育園で内定が決まった。

私の尊敬する大学の先生、オーストラリア人のマリエン先生がいつも「Get out your comfort zone」とよく教えてくれていたからだ。

海外の幼稚園で働くつもりだったが、日本での勤務経験が必要だと書いていたのもあり、とりあえず沖縄県にした。

 

 

そして大学4年生の12月。

私は沖縄県で春から住むアパートを探しに沖縄に行くことにした。

ここで働いても私の夢は叶わないと知っていながら、友人たちも就活をしていたので同じようにして内定はもらった。

敷かれたレールに向かってる感じがどうしてももやもやしていた。

だけどどうしたらその夢を叶えられるのか分かっていなかった。知ろうともしていなかった。

 

偶然にもアパート探しを行く時期にあるホテルに一週間宿泊し、見ず知らずの男女6名でそのホテルと地域を題材に写真と動画を作成したら無料で宿泊できる

と書いている広告を発見した。

貧乏学生だった私はアパート探しの為に宿泊代を払うのは嫌だな〜と思っていたので何の躊躇いもなく応募した。

 

そしてそのイベントに参加できることになった。

その時は何も知らなかった。これからの人生を大きく変える決断をしていたことを。