せっかく今日からブログをはじめたので、今日あったことを記録しておこうと思う

 

ここ最近、特に産休に突入した10月から、いよいよ出産が迫ってきたという気持ちの高まりのせいか精神的に不安定になることが増えた

 

まず、イライラ

 

家のなかでも旦那にたいしても他人にたいしても、小さなことでイライラしてしまう。思い通りにいかない腹立たしさ、たぶん不安だとか恐怖からきていたのだろうな

 

昨日、ひさしぶりに友人と電話で話をして落ち着いたと思ったのだけれど、どちらかというと感情が剥き出しになったという方が正しかったかもしれない。つまり、全然落ち着いていなかった。だって今日も朝から、ぐずぐずと眠っている旦那を叩き起こしたし、夕食の準備を手伝わない&洗濯物干さない旦那に意地悪を言ったし、食後に横になっている旦那にコロコロで攻撃した

 

一緒にいるのが旦那しかいないから、標的になってしまうのはしかたがない。逆ギレしない彼は、大変心が広いと思っている

 

そんな訳で朝からイライライライラして、それを思いきり発散することも出来ずに夜を迎え、とうとう爆発したのだ

 

実は今日で38週2日目なのだけれど、37週の内診の時に子宮口が1.5cmくらいあいているから早く生まれるかも、と先生に言われていて、わたしはそれからずっとずーっといつ生まれるだろうとドキドキしながら過ごしてきた。もう生まれてくるかも、と思うと過度に期待してしまって、早く会いたいなと毎日のように思っていた。それで、今日はイライラに蓋をして洗濯をたたみながら旦那に「いつ生まれてくるかねえ」と何気なく言ったら、彼はこう答えたのだ

 

「9子ちゃんは意地悪だから、まだ生まれてこないよ」

 

は? 

 

こんなに人を怒らせる天才っているのだろうか。わたしのイライラは今日まで、というよりこのセリフまでで99までたまっていたし、この一言で100を超えて噴火したのは言うまでもない。彼はたぶん、冗談で言ったのだと思う。そういう軽い掛け合いみたいなことは、お互いが健康な心の状態の時には受け流せるのだが、そうでないときはこんなにも刃になるものなのだと思った。とにかく、わたしの心は崩壊した

 

洗濯をたたみ終えたあと、わたしはリビングの椅子に座ったまま壁の一点を見つめながら、怒りと戦った。そこでようやくリブログした記事の内容に触れるのだけれど、こういう、感情が一時的にマックスになったときの対処法としては、“その場から一歩も動かない”らしい。それを意図せず実践していた結果を記しておこうと思う

 

最初の1時間くらいは、感情が高ぶって高ぶって涙が止まらなかったし、頭のなかは彼に対する呪いと復讐のことばで溢れていた。わたしは10か月もお腹の中でこの子を育て、苦しい思いや辛い思いをして過ごしてきたのに、よくもそんなひどいことが言えるな、と。出産を間近に控え不安や恐怖と戦っているのに、その気持ちに寄り添おうという思いはないのだろうか。わたしが産休で家にいるから、家事はすべてわたしにまかせきり、自分のお世話はわたしにやらせるくせに、わたしが苦しいときにケアはしてくれないのか。わたしが泣いていたってわたしのことは空気みたいにいない存在として扱って、都合の良い時だけ使うのだ、面倒なときは触れないようにする。なんてひどい男、これから子供が生まれてどうせワンオペで家事も育児もさせるんだろう、どうせ何も手伝ってくれないんだろう。手近にある硬いものを窓ガラスに投げつけて割ってやろうとも思ったし、せっかく自分でたたんだ洗濯物を全部蹴り落してぐちゃぐちゃにしてやろうと思ったし、とにかく彼を罵倒して怒りをぶつけたかった。ただ、泣きながら自分でふっかけに行くのは絶対に嫌だったし、彼が話しかけてきたら絶対に怒りをぶつけてやろうと思ってずっと黙っていた。もちろん、しびれた足を少し組み替えるくらいで、わたしはその場を一切動いていない。辛抱強く壁とティッシュの箱をにらみながら静かに涙を流し怒りをためていた

 

目の前にティッシュの山ができ、涙も乾いてきたのが1時間半くらい経った頃だろうか。わたしの背後では、畳み終えた洗濯物をしまい、新しい洗濯物を無言で干し、タオルは乾燥機にいれ、わたしに言われていた月曜からの出張の準備を粛々と進めている彼がいた。やれば出来るのだ。それにまた腹が立ったりもした。そうして、彼は黙々と作業を続け、途中でチラチラわたしが泣いているのを見ている気配もしたけれど無視を決め込み、わたしはわたしで壁の一点を凝視し続けた。その間も、わたしは一言でも彼が話しかけてくれば噛みついてやる、と絶対に逃げられないような強烈な怒りの言葉を考えていたし、彼が謝るしかない責め方を考えていたし、とにかく彼になんとかして罪悪感を植え付けたいと頭をフル回転させていたのだと思う

 

そして、本当にこれが不思議なのだけれど、もう涙が乾ききった頃、彼がパソコンを持ってわたしの座っているテーブルの向かい側に座った。何をするのかはすぐに分かった。赤ちゃんの命名書のデザインを考えているのだ。基本的なデザインは決まっていたので、あとは名前の由来の文章を考えて記載するだけ、という感じ。赤ちゃんの名前は、女の子だから彼が決めたいと言っていたので、約束通りに彼が考えた。どんな意味を持たせるかは一緒に考えようと言っていて、2人で色々話し合っていたところ。それを、わたしの目の前でやり始めたのだった。そのとき、わたしの中にあれほど渦巻いていた怒りが消えていたことに気が付いた。怒りとか呪いの言葉を、あれだけ言ってやろうと思っていたのに、その感情自体が消えていたのだ。自分でもびっくりするくらい、スッキリしている。そのとき、はじめて感情って感じきると消えるんだ、と思った。あのブログに書いてあったのは本当だったのだ。感情に飲まれていたときは、ひどく攻撃的な思いに支配されていたのに、それが雲散していた。彼は結局、わたしの目の前に座ってパソコンをひらいて、何も言わなかった

 

わたしはたたんで置いていたバスタオルに顔をのせて、「お腹空いた」と言った。それが、戦いを終えてからのはじめての言葉

 

そのあとお腹がグルグルしてきて(これは赤ちゃんが下がってきているので腸を刺激しているためと思われるが)、プーとお尻から空砲を撃ってしまった。わたしと彼が同時に吹き出したのは言うまでもない

 

きみって、ブルーになってるときでもそういうことするよね。と言われて、本当だねとなった

 

書いていて途中でばからしくなってしまったのだけれど、「感情って一時的なもので感じきると消えてしまうんだ!」という今まで半信半疑だったことが事実だった驚きを残しておくためにも、これは書いておかねばと思う

 

明日からも楽しい臨月をすごそう