ちと堅めの記事を。。。
最近GDPの予報値が発表されたそうで。その際、直嶋正行経産相が正式発表前に漏らしたとかでニュースになっていますね。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=a3QvfNNYpHLU
いろいろ目くじら立てているようですが、上がるか下がるかぐらいなら、半年前にある程度予測できるもんなんです。そんなに怒んなくてもいいんじゃないかと思います。
実は「原油の価格と半年後の日本経済の動きって実は逆相関」といわれてます。原油の価格をみてると半年後の日本の経済が分かるんですよね。2つ見てみてください。
原油がピークのとき 2008年7月 1バレル=140ドルぐらい(大体1年前の2倍)
http://ecodb.net/other/imf_oil.html
そして日本GDPは12月にボトムです。(年率 12%ダウン)
http://rank.nikkei.co.jp/keiki/gdp.cfm
<理由>
理由ですが、日本では、1日あたり500万バレルの原油が消費されています。これってお金で換算すると、500万バレル×原油価格70ドル/バレル×100円/ドル=350億円 です。1年間だと、12.7兆円動いていることになり、日本の国家予算の15%ぐらいの比率になります。
もうお分かりですね。これが昨年のように原油価格が2倍とかになると、12.7兆円分追加出費しないといけないんです。ガソリンは、社会のいたるところで使われるので、社会全体で貧乏になっちゃうんですね。そうなれば当然不景気です。
備蓄などのバッファーがあるので、その影響は大体半年ぐらい後の統計に必ず出てきます。ということで、原油価格だけでも、ある程度足元は予測できることになります。(もちろん景気は、「景気対策」などの政策の効果もあります。)
<今回の上昇はどう見るか>
原油は、一旦上がって(2009年11月 1バレル140ドル)、その後下がっています(2009年2月ボトム 1バレル40ドル)。そして最近は、大体70ドルぐらいです。2007年ぐらいまで原油は70ドルぐらいでうまく回っていたので、日本の経済もうまく回っているということですね。今回はそういう見方が出来ます。
さて将来展望ですが、今のところ、原油は70ドルぐらいで安定してます。しかし、たとえ原油が安定しても、円安になった場合、原油価格が相対的に高くなるので、そのときがまた景気ダウンの可能性ありです。(今円高です。)一応それだけ言っておきます。
<まとめ>
「原油価格が上がると、半年後に日本経済は下がります。」 これを知っているだけで、GDP値の足元ぐらいは、半年前に予測できます。
(一応お約束ですが、この情報を元にした、株などの購入はくれぐれも自己責任でお願いしますね。)
それでは