今でも忘れられないことがあります。
ある日、義理の家族と義理の妹と私達夫婦で食事をしたことがありました。
あの時は妹は出産してまもなく赤ちゃんだった甥っ子。
私は妊娠中だった。
食事中に義理の妹の子供が泣き出してしまい、妹は食事を中断することになってしまったんです。
今考えるとあの時私が変わりに甥っ子を抱いてあげればよかったのかもしれなかったけど、私はお腹が大きく、妹が大事にしている子供を抱く自信がありませんでした。
けれどもしかしたらそうしていれば、これから起こる悲劇に見舞われることはなかったかもしれなかった。
どうすることもできずに
座っていた私に義父は沢山食べろとすすめてくれましたが、義理の母がつまらなそうな顔をしていることに、気がつきます。
義理の母は私の旦那にご飯は?と聞き、白いご飯をよそいました。
私は当然よその家で、ご飯を勝手にいただくことはできません。
結局私だけにはご飯を入れてくれることは最後までありませんでした。
もしかしてわざとなのかな?と半信半疑ながらもなんだか「された」気持ちが拭えず。
私がごちそうさまをすると、義父はもういのかと聞いてくれたけど、義理の母は何も言わなかったのです。
義理の妹が可哀想に思うのと、
お客様な態度な私に腹がたったのかもしれません。
だけど私はその時妊娠5ヶ月でした。
義理の母が息子にも同じことをしているのだとしたら信じられなかった。
必死で気のせいだ…思いながら朝まで目を閉じました。
けれど次の日、理由も言わず義理の母がやってきて、あやまってきたのです。
昨日はごめんねって…
理由を聞くことができなくて、
耐えきれず、そのことを実の母に打ち明けたのを覚えています。
そして、それが確信になり、私は崩壊しました。
私だけならいい。
だけど私のお腹には息子がいた。
苦しくてつらくて信じられなくて、眠れなくてその次の日熱を出しました。
一人で車に乗り込み病院へ行き、点滴の治療を受けた孤独だったあの日。
その後私の知らないころで義理の妹の実家への引っ越しが決まるのです。
長い長いいじめの日々が始まったのでした。