※①は2017/5/17に掲載
さて、
Journal A(IF 4.2)→Reject
Journal B(IFなし)→投稿取り下げ
Journal C(IF 3.6)→Majour Revision⇒Minor Revision
となんとか食らいついてきたわけだが、
Journal Cへの投稿後数日(1週間かかったが手続き不備があったので実質2日)後
ようやくAcceptという嬉しい返事がもらえた。
連絡を受け取ったときは淡泊なメールでの通知たっだこともあり
「あ、通ったんだ」
とこちらもとても淡泊な反応だったが、
じわじわと喜びが湧いてきて
これまで応援してくれた家族や共著者以外の先生に連絡をした。
苦節1年。
長かったが結果的に受理されて本当に安堵した。
さて、私が今回論文を書き投稿していたのは、
もちろんあるテーマをもって行ってきた実験の成果を世に出すためなわけだが
今回経験した論文投稿の一連の流れおいて
各教授達の論文投稿(特に大学院生の書く論文)に対する
様々な考え方を目にする機会となった。
ある意味正解は無い。
M教授:
・学位取得要件の一つであるため、どんな形でも『accept』さえされればよい
・インパクトファクター(IF)など考えず、とにかく出す
・教授の顔が利くJournalを選んで投稿する
T教授:
・acceptを取るまでの過程も含め、勉強(Rejectも当然と考える)
・今後自分の業績として残るため少しでも良いJournalにチャレンジしてみる
・初めての投稿先であっても実験に合ったJournalに出す
学生の気持ちからすると
学位は確実に欲しいわけだし、
どんなJournalに出したかなんて重要じゃないと
考えている人が多いと思う。
少しでも早くacceptが欲しいはずだ。
そのためM教授の考え方に同意するものも多いだろう。
だが卒業後、このやり方で果たして論文が一人で書けるのだろうか。
顔が利くところでしかやっていけないことになってしまう。(それも悪いわけではない。)
T教授の考え方は教育者としての本質だと思う。
だが学生にとってはいつacceptが得られるか分からない恐怖との戦いになる。
卒業までのタイムリミットを見越した指導をしてほしいものだ。
さて、いつも通りつらつら好きなことを書いたわけだが、
嬉しいものは嬉しい。
しばしのんびり喜びに浸ろうと思います。