だいたいの作業は終わったので、細かい作業として、溝に入り込んでいる葉っぱ掻き出して燃やしていた。去年のこの作業をしていた頃は、ストリーミングのつもりが周りにダダ漏れになっていたというネタを書いた。あの頃はまだセカンドしてなかったなぁと思いつつ作業していると、数m離れた道から声を掛けられているようだ。
銭天堂を聴きながらだったので、全然声には気づけなかった。慌てて小説を切って近づいていくと相手も近づいてきた。年齢は私より少し下位か、見かけない顔なのでここいらの人ではないようだ。
「ここらは富有柿ですか?」「刀根早生もありますけど」「柿を始めて剪定の仕方が良くわからないんで」・・・男性だけど、声は大きく聞き取りやすい。これは「当たり」の声だ😅
なんと相手は広島の人だという。車でここまで下道で7時間、高速なら4時間とか。ここ出身だけど仕事で広島に転勤になって、所帯も構えてもう長いようだ。柿園を借りたというか任されるようになって、その栽培方法を調べているという。
メインはイチジクだけど、一般に知られている品種ではなく、昔からある品種だとか。一般的な品種だとJAで扱ってくれないとか。前日採りはアウトで朝の4時から採り始めるとか。こちらも初めて知ることが多い。
こっちへは槙の収穫を手伝ってくれと親戚から言われたから、暇やから来たとか。よく聞こえるのは良いんだけど、話が終わらんのよこの人。こっちも午前中に燃やさないと、午後からは雨やしなと思いつつ作業してたからなぁ( ^_^ ;)
ようやく終わって、一応「お名前は?」と聞いてみた。「も○○たです」とはっきり聞こえる。「私は8です」と答えると、「8さんて確かあの斜面の所の・・・」「いや違いますけど」とまた会話が延長される(笑)
ようやく別れて、スマホを見ると既に12時半。1時間以上話し込んでいたようだ。人工内耳をしてなかった頃なら、こういうケースは筆談でカタコトのやり取りをして終わりと決まっていた。そして必ずその後で「ちーからが欲しーいーとねがーうとーきー」とウルトラマンタロウの2番のフレーズが脳内でリフレインしていたのだ😭
ついこの間まで、そんな感じだったし、それを手に入れた今も思う。人工内耳に踏み切る動機の半分はそれがあったかな。「聞こえる人にとって些細な事だが、長期失聴者だった私にとっては、大きな飛躍だ」某船長が言ってた言葉を入れ替えてみた😂