今日は地域の柿の組合のバスツアー。単独参加でどこまで通じるか、試すには格好の機会。8時出発なので、30分前に行くと、ちょうどバスが来たところだった。担当の方に参加費を払う。補助が出てるので5000円はありがたい。「8さん、聞こえるようになったって良かったね」と声がかかる。前に民生委員だった方だ。

喜んでもらえるのはありがたいことだ。


バスは何とまっさらの新車、お客第一号というわけで、新車の匂いが漂っている。隣に座ったのは初めての方だが、参加者名簿を持参しているので、名前を教えてもらう。柿をどれくらい作ってるかなど会話。その女性の声は聞こえやすく問題なし。


バスガイドの声は、やや聞き取りにくい、声が高い部分があって、上に張り付いてしまうような聞こえ。ダイナミックレンジをもう少し広げることが出来れば、聞き取れそうに思うけど、イメージでそう思うだけ、ようわからん😅


まずは道成寺で絵解き説法。ユーモアを交えて話してくれるが、日常会話ではない。わかるところはわかるけど、一緒に笑えたところは少ない。でも脳が一生懸命聞き取ろうとしているのがわかる。何回も聞けば上達もするはずだ。終わりの方は、少し聞き取りやすくなっていた。話すペースと文節次第か。


次は梅酒作り。まず、南高梅の製造工程の見学で説明が入る。かなり離れていても、マイクで8割方聞き取れた。梅酒作り体験での説明も同じ人なので、問題なし。飲めないので梅ジュース作りをしたけど、容器に梅1個、氷砂糖10かけを入れて、封をして終わり。水分なしだけど10日待てば完成らしい。何倍に薄めるのか説明がなかったので、終わったあとで聞く。4倍という答え。今日が初めての方で説明を忘れていたらしい。


次は昼食、1番端っこの「ぼっち席」に迷わず座る。すると近所で最初にカミングアウトした、声のよく聞こえる方が隣にやってきた。お孫さんも人工内耳だし、本人も聞こえにくく、テレビは30でうるさいと言われるので、テレビスピーカーで聞いているとか。よく喋る方で話が途切れない。食べながらでも、店員の「失礼しまーす」とか聞こえるのは、まだまだ新鮮な感覚だ。


予定では温泉に入るつもりもないし、ラウンジのソファで時間を潰そうと思っていたけど、食べ終わって、カラオケが始まってからも、話は絶えることなく、出発時間まで暇になることはなかった。カラオケは演歌がほとんどで、知っていたのは私より年下の方が歌った「いい日旅立ち」だけ。これはリハビリ曲なので、以前よく聞いていた。今は普通に聴こえるので、もう卒業した曲だ。(^_^;)


そのあとは「とれとれ市場」に寄って買い物、でっかい水槽にダイバーが潜っていた。スタッフに「この水槽の魚は売るために飼ってる?」

と質問「いえ見るだけ」予想がはずれたw前に来た頃なら、質問しようという気さえ起きなかったから、メンタルが変わってきたのがわかる。


手ぶらで帰る訳にもいかないので、干物を買う。「帰ったら冷蔵庫へ入れてくださいね」と説明が聞こえた。後はdポイント持ってますか?やったかな。予想外の質問にも答えられる。このおっちゃんは笑顔や態度など、プロ中のプロというオーラをまとっていた😅


帰りの車中では、ビンゴゲーム。同時にビンゴすると、じゃんけんだけど、ガイドさんが教えてくれる声が聞き取れるので、相手が見えなくても問題なしだ。


おしぼりが手渡され、回収に来た時、「ゴミは後で回収します」と聞こえたので、おしぼりとゴミを一緒に渡さずに済んだ。聞こえてなかった頃なら、知らずにゴミも渡していただろう。隣の人とも、スマホであとどれ位で着くか教えてあげたり、コミュニケーションは普通にできた。


人工内耳で人生変わると聞かされていたが、少しづつ実感している。もっと浮くかと思っていたけど、そんなことはなく、話せれば(聞こえれば)これだけ変わるものなのか、まれにみる?有意義な1日だった😊