前回、私のチャレンジとして「世界一になる」と宣言しましたが、実は今のところ「世界大会」なるものは存在しないんです。
ただ、盛り上がりを見せている北米では毎年6月がSUP月間となっており毎週末数千人以上を動員するイベントが開催されています。
中でもそのトップ3とされているレース、その全てで勝利する事が私の競技者としてのチャレンジです。
Gopro Mountain Games
日時:6月5~8日
場所:コロラド州 Vail
HP:http://www.mountaingames.com/summer
全米最大のアウトドアイベントとして知られるMountain Gamesは去年から冠スポンサーをTevaからGoproに変え、今年も北米ウィンタースポーツの聖地・ベイルで開催される。
注目すべきはその動員人数。 何と開催4日間で述べ3万人を集める、アウトドアのオリンピック。
種目はSUP以外にもカヤック、MTB、クライミング、スラックライン、トレイルラン、山岳ロードレース、ドッグラン等々様々。トップアスリートが競技する各種目への一般参加も可能で、「やって楽しい、見て楽しい」参加型エンターテインメントとなっている。
私は昨年これに出場。ラフトクロス準優勝、SUPスプリント4位、SUPクロス準決勝敗退だった。
FibArk
日時:6月11~15日
場所:コロラド州 Salida
HP:http://www.fibark.net/
全米最古のカヌー祭りとして知られるFibArk。会場には移動遊園地やコンサートステージなどが設営され、カヌーをネタに周りの街から人が集まってくる。
Back to the Futureに出てきたような古き良き時代のアメリカを思わせる雰囲気の中、会場中央に流れる川でSUPの他にもフリースタイルカヤックやカヌースラローム等の競技会が開催されている。 丘陵地帯の小さな村にこの日ばかりは大勢の人が集まり競技観戦で昼間は盛り上がり、夜は遊園地とコンサートでパーティーが催され田舎アメリカの和やかな雰囲気。
賞金は少ないので、どちらかというと名誉を求めて選手はレースする。
Payette River Games
日時:6月20~24日
場所:アイダホ州
HP:http://payetterivergames.com/
このイベントは未だ見たことが無いのだが、賞金総額が5万ドル!!リバーSUPレースでは今年一番注目を浴びているレース。
オーシャンレースの王様、Battle of the Paddle(BOP)。その賞金総額を超えるということで今年は全米各地から川下り以外のトップレーサーが集結してくると見られ、選手及びメディアの間で盛り上がっている。
レースはMountain Gamesと同じく、20分程のスプリントレースと4人同時スタートのSUPクロスの2種類、優勝賞金は1万ドル。
競技種目は主に2通り
1、スプリントレース
これは単純に川を下るタイムを競う種目。
一人づつ間隔を開けてスタートし、ゴールまでのタイムを計測します。
スプリントと言っても5~10キロ程を下るので、タイムは20~60分程。
下る川のグレードは今のところクラス2~3が中心だが、選手の競技力向上とともに上がってくるはず。
優しく流れるクラス1から命を落とすリスクが高いクラス6まで、その格付けは世界共通。
Gopro Mountain Gamesで使用されるGore Creekはクラス2の急流。
速い流れを掴み、遅い流れの影響を抑える技術が重要。当然、スピードを落とさず漕ぎきる体力も必要。
2、SUPクロス
300メートル前後のコース中に岩やブイでラインを制限、それによってコースの難易度も変わってくる。
また、複数人で競技するため接触・転倒も多く、速く下れる選手がそのまま勝つとは限らず、下位選手も先行する選手のミスなどで一気に逆転が可能。
競技上の性質から怪我に繋がる接触を防ぐため故意の妨害は反則となる。
競技者以上に見ている側も楽しめる面があり、競技会場には観客席が設置されエンターテイメント性に溢れる種目。
青梅市御嶽で行われているJapan SUP Cross。カヌー、スノーボード、ラフティング等、参加選手のバックグラウンドは様々。
Gopro Mountain Gamesの準決勝。赤白で塗られたポールを一回転するコース。選手同士が交錯し落水、競技の見所である!
瀬の出口は1箇所。川の流れには流速差があり、互いの位置や漕ぐ側で優位が変化する。「守り」と「責め」のタイミングとライン取り、その駆け引きが勝利に影響する。
その展開を面白く伝えるMCの存在がレースをさらに熱くする。






