ブルーベリーの開花がいよいよ本調子になってきた。
訪花昆虫が来てくれないのが、ベランダ栽培の残念なところだ。
筆で丁寧にやっていた人工授粉も、最近は花粉のついた指先で雌しべを触りまくるという、非常に雑なやり方になってきた。
今年の一番果はミスティが先か。
それともサンシャインブルーが先か。
昨年と同じくらいの成長ペースなので、5月の中旬には収穫できるかもしれない。
常緑の葉が残ったままのサンシャインブルーだが、新しい芽も展開し始めている。
まだ全力出せる気温ではないようで、葉の先が赤い。
細い枝についた花芽の方が開花が早くて、太いシュートはワンテンポ遅れて、一斉に咲き始めた。
このシュートの先端には秋に結実した果実が付いていた。
完熟までこぎつけるか楽しみにしていたのに、2月の初めに落果した。
残念。
でも後に続く花芽がびっしり付いていたので、もう無理と自主判断して落としたかもしれない。
これは将来の主軸候補なので、花芽を1/4くらいに減らし、前の開花写真に至る。
こちらはミスティの主軸候補。
花芽と葉芽の中間のような珍妙な芽が、頂芽についていた。
側芽には立派な花芽が二つ。
なんとなく摘蕾してしまったが、勢いのいいシュートについた果実は、大きくて甘くなったかもしれない??
若干の後悔をチクチク感じていたものの、勢いの良い葉芽が出たことで、すっかり帳消しされた気分になった。
ミスティも我が家では常緑樹だ。
新しい葉が成長する一方で、古い葉の落葉も少しずつ始まっている。
落葉する前には葉の色が赤くなり、水分が抜けてくる。
落ち葉はカサカサしている。
再利用できるものはできるだけ回収して、新しい葉に運んでいるような感じもする。
古い葉はむしった方が新芽の展開が刺激されたりするのか
それともつけっぱなしの方が栄養的に有利なのか
いまちょっと気になっている。