地面から離れたベランダの、ささやかな植え込みにも奴らは現れる。
思わぬ出会いに驚かされっぱなし。
我が家の天敵コガネムシについて、2018年の記録。
その1。
コガネムシとの初めての出会いはこちら(コガネムシに出会った)。
コガネムシにはトウガラシが効くという友人のアドバイスに、半信半疑でトウガラシ汁を作り、プランターに蒔いたのだった。
その後どうなったか?
栽培が終わり、トウガラシ汁プランターの残土を片付けていると、奴らは出てきた。
コガネムシのサナギが3個。
脱皮したばかりとみえて、ピクピク動いておる…。
結論、コガネムシは唐辛子では退治できないことがわかった。
考えてみたら我々人類だって、激辛担々麺とか食べても死なないわ。
その2
4/30、コガネムシ対策として、オリーブやブルーベリーの植木鉢を防虫ネットで覆った。
その時の記録はこちら(コガネムシ対策)。
だが時すでに遅し…だったことが後でわかる。
7/27
オリーブ、シプレッシーノの実がすべて落ちてしまい、成長が完全にストップした。
風でグラグラ揺れるし、緑の葉が落葉している。
嫌な予感がして鉢を調べたらいた。
防虫ネットのせいで、外に出たくても出られず、乾燥死したコガネムシが合計4匹。
外からの侵入の形跡はなく、防虫ネットを貼る前にすでに産卵されていたようだ。
防虫ネットの内側で万が一カップル成立していたとしたら大問題だ。
産卵のために潜った穴は見当たらないが、しばらく木の様子を観察継続する。
慌てて掘り起こしても小さすぎる幼虫や卵を見落とすかもしれないから。
冬になって鉢から抜いてみたら、コガネムシの気配はなさそうで、一安心。
新しい健康的な根が、たくさん動いている。
農薬は極力使いたくないので、しっかり防御することが重要。
今後防虫ネットは一年中かけっぱなしにすることにした。
その3
嬉しい出来事。
見るも無残な有様に、当時かなりショックを受けた。
この時の記録はこちら(負け戦の記録)。
切り詰めて室内で養生した。
すると1年後にはこの通り。
完全復活である。
根も充実していて、とても感じが良い。
オリーブの生命力の強さには、こちらも勇気をもらえる感じがする。
コガネムシにかじられたくらい、全然大丈夫、巻き返せる、ということがよくわかった2018年だった。