いつも有難いと思うことに、

父母は健在だが、

祖父母もいまだ健在だ


といっても父方の祖父は、父が3歳のときに

戦争で船ごと海に沈み、

以後、祖母が父と父の弟の二人を

文房具屋一筋で育てあげた


狭く暗い借家は汲み取り便所で風呂もない

幸い文房具に困らなかったので父も弟も勉強して、

奨学金で学校へ通った


父も弟も独立して祖母は長いこと、

一人文房具屋暮らしをしていたが、

いよいよ足元がおぼつかなくなってきて、

父が引き取った

しかし母とそりがまったく合わず、

祖母自ら老人ホームを探して、そこに入った


入ってしばらくして、痴呆が始まった


ショッピング一つ、旅行一つ行けてない

祖母の人生ってなんだろう・・・

思うと胸がいっぱいになる


実家に帰るたびに会いに行くようにしているが、

私の顔はわかるものの、娘を見て

「あれ、ひい孫が生まれていたんか!知らんかった。

誰っちゃ教えてくれなんだ。」

と果てしなく繰り返し言う

そのうち私の顔もわからなくなるかもしれない


祖母は今年96歳で、今入っているホーム最年長だ

痴呆はあるが、体のほうは特になんともない

もしかしたら100の大台にいくかも・・・



。..。.:*・゚゚・*:.。..。.


一つだけ心配ごとがある

祖母は96歳、母方の祖父・祖母も80歳代でいまだ仕事現役

母方の曽祖母は数年前亡くなったが、102歳だった


つまり私の中には、

双方の長寿の血が流れている、

可能性がある


ちょっと怖い・・・