警察署へ突撃した日から数日たち
じゅんが検察に出頭する日が来た
さすがに気にしているのだろう
前日からご機嫌ナナメだ
それはご自身がしでかした事ですから
こちらに向かって態度に出すな
と言いたいところだが
ヘンに子供なじゅんには
言わないでおく
何をどうしたって自分が悪いのだから
その責任ぐらいはちゃんと取れ
と思いながら放っておいた
当日昼にラインしたら食欲がないらしい
まあそれも出頭終われば回復しますよ
と明るく返答しておく
多分もう処分は決定されているのだろうから
あがいても仕方ないし
仕事が終わって帰るラインしたら
もうじゅんは自宅に戻っていた
夕食の支度をしながら
検察の話を聞く
当たり前だが
じゅんよりも若い検察官
上から目線で話した内容
処分は起訴か不起訴しかありません
じゅんさんは今回は不起訴です
ですが窃盗という事件を起こしたという
事実に変わりはありません
次に同じことを行えば
当然の事ですが起訴となり
刑事告訴となります
もう二度と同じ過ちは
繰り返さないでください
最初はとても態度悪くて
偉そうにして
ムカついた
と話すじゅん
それはさ、上から目線でもなく
態度と感じが悪いわけではなく
検事としての立ち位置をわきまえて
わざと説教臭く話したと
ななは思うんだけど
まぁ、いいわ
とりあえず処分は決定した
これで晴れて貧乏女に
挑める
ブツくさ言うじゅんをなだめて
夕食を食べ終わり
残りの家事をこなして
ゆっくり風呂に入る
今度こそ
やっとスタートラインに立てる
明日すぐに弁護士事務所に電話しよう
その日は久々に
深い眠りに入り
夜中に目を覚ますことはなかった
翌日の午前中
仕事の合間を見て
弁護士事務所へ電話
安定の
担当者がふさがっているので
折り返します
(はい、でました
いつものヤツですね)
夫の処分が決まったので
契約書類を送ってほしいと
伝えてください
数位時間後、折り返し連絡が来る
電話に出ると
ご連絡、ありがとうございます
はい
・・・・・
・・・・・
なな様、ご用件は
どの様なことでしょうか
(はぁ?伝言は伝わってないの?
相変わらず使えない事務員)
夫の処分が決まったので
契約書の送付をお願いしますと
伝言してあったのですが
処分ですか
どのような件でしょうか
(馬鹿か、コイツ)
電話相談の履歴に残ってるかと
思いますが、ご確認頂けますか
はい わかりました
少々お待ちください
・・・待たされる・・・・
なな様 お待たせいたしました
では弁護士に確認を取りまして
改めてご連絡させて頂きます
(いや、いや、いや、ホント馬鹿)
弁護士に確認を取るとはどういう事ですか
申し訳ありません、なな様から
ご主人様の処分が決まったので契約書類をとの
お話を頂いた事を報告して
お送りしていいかの確認をとります
(もうさ、アホくさくて何も言えない)
判りました、では確認ができたら
改めて連絡下さい
ここら辺から
もう事務員とはまともに話せないと思い
はい か いいえ
必要な事を端的に鋭く突っ込んで
話すしかしないようになりました
勤務終了後、連絡くる
今度は違う事務員
なな様、度々のご連絡申し訳ありません
弁護士になな様の件を話しましたところ
処分が決まったとはどのような状況か
再確認するように言われまして
お話をお伺いしたいのですが
(もうさ、ぶっちぎれました)
だから
先方にも弁済金をお支払いしましたし
昨日 夫が検察へ出頭し
検察官より不起訴です と言われて
帰ってきました
ありがとうございます
そのような状態でしたら弁護士の方も
ぜひやらせて頂きましょうとの事でしたので
契約へ移らせて頂きます
改めまして契約担当事務員より
ご連絡させていただき
契約に関するご説明をさせて頂きます
いや 処分決まったので書類送って
貰えるのではないのですか
契約担当事務員事務員より
説明させて頂いた後となりますので
申し訳ありませんが
よろしくお願いします
わかりました
では明日の12:10に電話ください
申し訳ございません
その時間帯ですと2日後しか
空きがないのですが
よろしいでしょうか
(・・・・・、もうグッタリ)
わかりました、それでいいのでお願いします
2日後の昼休みに電話がきて
今までさんざん聞いた
説明をクドクドと話された
弁護士報酬の件で
パーセンテージがその都度違うので
どれが本当か突っ込みたいところだが
馬鹿馬鹿しいのでやめた
とりあえずハイハイと返事だけして
書類の郵送が決まった
しかし2日後から連休に入る
普通郵便なら翌月曜日じゃないと
配達にならない
また、気長に待つしかないのか