翌日の昼休み
下の子達に「私用電話してくる」と言って
別階の会議室に陣取る
フリーダイヤルの番号に
若干の気合を入れて
電話をかけてみる
当たり前だが大手企業なので
それらしい電話対応だ
ただ昼休みがダメだったのか
出た受付事務員の対応は
ひどかった
こんな大手でこの業界だもん
電話の内容ぐらい録音してるだろうさ
証拠 残るでしょ
ななが上司だったら後日ガッチリ
ヤキ入れるやつ
まぁ受付の対応は諦めて
お決まりの質問を淡々と答えていく
自分の事
じゅんの事
貧乏女の事
じゅんの事件の事
弁護士に相談したい事
全てを話し終わって
弁護士とのアポ日時と思ったら
ここで一度電話終了
予約担当事務員から
折り返されるとの事
勤務中は無理なので
退勤後時間を指定する
退勤後、予約担当事務員から電話がきた
受付に話した内容をまた聞かれる
1度話した事をまた蒸し返されるのは
正直面倒くさい
むしろ聞き取り対応能力に欠けるのかと
仕事の能力に疑問すら湧く
相手にしてみれば間違いがあっては
困るのでしつこく聞くのだろうけど
仕方がないと諦めて付き合う
セオリー通り進み
やっと弁護士と話せると思ったら
最短の予約で2日後
なんなんだ、これは
どんだけ時間かかるんだ
こっちがどんだけの思いで
電話してるのか判っているのか
同じ話ばかり繰り返して
怒鳴りそうになる心をグッとこらえて
2日後の退勤後に予約をする
長い道のりだった
けど次こそは弁護士と話せる
閉鎖的な気持ちだった毎日に
それだけが希望だった