お手入れ偉いねえ、こはるちゃん。

女の子だもん。
 
 
 

さて

 

私に、子供を産む気がまったく無いと言われたSさんは。

 

それでもしきりに「頑張ればいけると思うんだけどな~」とか、

「仕事してればそりゃあ大変だけど、仕事を辞めればどうですかねえ」などと粘ってきた。

 

だ・か・ら!

仕事がどうのじゃなく、年齢的にも精神的にもしんどいって言ってるでしょーが。

 

話にならない。

 

そもそも、例えば私が50歳で子供産んだとして。

子が20歳のときに、母親がすでに70歳、父親は80歳超え。

成人したばかりの夢あふれる我が子に、親の病気や介護の心配をさせる気なのか。

 

子のサポートをしてあげるどころか、逆に負担を掛けてしまうのは目に見えている。

どうしてそこまで考えないのか。

 

家と苗字を継がせたい?

そんな築何十年の古い家、誰もいらんわ。

 

思うに、自分の代で苗字が途切れてしまうことに負い目を感じているだけだろう。

ごく、自分本位な考え。

 

私が女だからかも知れないが、自分の苗字を継ぐ人がいなくて廃れることなど

何とも思ってはいない。

消えていくものなんて、この世にはたくさんあるだろう。

 

当然、このお見合いはお断りしたし、

初対面でこの話をしてきたSさんのことを報告すると、世話好きAさんもかなりお怒りだった。

 

「お見合い前にもお話ししてるんですけどね。初回からお金のことや子供の話はダメだって。

 年配になればなるほど、こちらの言うことを聞いてくれない方多いんですよねえ」

 

とこぼしていらした。

 

そんなに子供を産むことにこだわらなくても。

何なら養子をもらうという手だってあるじゃないか。

 

私がそう言うと、Aさんはちょっと笑ってこう言った。

「まあね、子供が欲しいっていう大義名分があれば、若い女性を希望出来るっていうのがありますからね」

 

・・・うん。そうですね。

私もそれはうすうす感じていました。