さて
思い立つと行動が早い私は、さっそく手頃な結婚相談所を探して登録の手続きをした。
私が訪ねた支店には2人の女性がいて、ひとりは面倒見の良い世話焼きタイプ、
もうひとりは穏やかそうな常に笑顔の女性だった。
無論、こういうところは結婚を成立させることで成婚料、
お見合いをたくさん組むことでお見合い料を取る、営利目的なのは間違いない。
けれど「人の役に立つことが嬉しい」「人が幸せになるのを見るのが好き」
という雰囲気がお二人から漂っていて、感じのよい相談所だと思った。
私の希望、理想もきちんと聞いてくれ、ダメなところはダメときちんと言ってくれた。
つまり「あなたの年齢だと、あまり贅沢は言えないわよ」的なことを。
私は、同年代の女性よりは若く見られることが多いのが自慢ですが(笑)
40代半ば過ぎて、若くてカッコ良くて稼ぎのいい人がいい、などと言える立場でないことは重々承知していた。
けれど、ある程度苦労しないで食べていける年収と、常識的な性格と生活習慣があること、
そして住んでいる地域だけは重視した。
母と同居までは望まないものの、何かあった時に面倒を見られる距離がいいと思ったので。
また、当初は相手の親との同居も却下した。
相手とさえさほど深くは知り合ってもいないのに、その親とも同居となったらパンクしそうだ。
さて、結婚相談所というところで相手を探そうとすると、
何事も短い期間でパッパッと決めていかないといけない。
結婚する気もないのに、3か月以上もダラダラとお付き合いを続けてはいけない。
お付き合いに入ったら、これまた3か月程度で結婚するかしないか決めなくてはいけない。
短期決戦だ。
そのためお見合いやデートのために、ほとんど毎週末を空けておかなくてはいけない。
というか、優先させなくてはならない。
これが意外としんどい。
が、人生の岐路と思い、ここは何をおいても頑張るところ。
さっそく私は、めぼしい人を数人ピックアップしてもらった。

