たまには

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クールビューティです☆

 

さて

 

「どうして言わなかったの」と並んで、もうひとつ言われたくない言葉、

それは

 

「どうして逃げなかったの」

 

です。

 

 

性暴力に関する事件のニュースを見ながら、

 

「どうにかして逃げられなかったのかなあ」

「死に物狂いで走って逃げれば」

 

などと口走る人は結構多くいる。

 

電車内の痴漢被害の話なんかだと、

「なんで黙って触られてるんだろう」なんて言う人は、男女問わずいる。

 

私ならわかる。

色んなことが想像できるから。

 

非日常の出来事が予告も無しに襲ってくる恐ろしさ、

感じたことのない人は幸せだと思う。

 

一瞬、頭と身体がショートするのだ。

 

叫びたいのに、声も出ない。

走りたいのに、足が動かない。

 

いま叫んじゃったら

逃げて、もしも捕まっちゃったら

逆上して、もっとひどいことをされるんじゃないか。

命が危ないんじゃないか?

 

普通に生活していて、そんな事態になることは滅多にない。

他人に命を脅かされているときに、一瞬で的確な判断をするのはとても困難。

 

今は、性暴力を受けた末に殺されることも多い時代。

性暴力をはたらくような男は、人殺しも厭わないかも知れない。

 

ちなみに私は義理兄に、首元に拳銃を突き付けられて脅されたことがある。

前にも書いたが、義理兄は警察官だったので。

 

冗談めかしてはいたが、

「喋ったらお前、お父さんもお母さんもどうなるかわからないからな」

 

そんなことを言っていたように記憶している。

覚えてはいないが、私はたぶん頷いただろうと思う。

 

小学生が、親の命を盾にとられて逆らえるはずがない。

殺すというならむしろ、私を殺すと言えばいいのに・・・

 

親に何かあったら私のせい。

自分のことよりも耐え難い苦痛だ。

 

義理兄は、こんな卑劣な人間だった。

性暴力を犯すような人間は100パーセント卑劣だ。

こちらの常識的な考えや判断は通用しない。

 

だから、逃げることはとても難しいこと。

 

簡単に「逃げろ」なんて言われたくないし、言わないであげて欲しい。