背筋が伸びました | I'll Go To Wherever

I'll Go To Wherever

放課後のぽやんとした時間を切り取ります

いつも通りの時間に 職場からのバスに乗り ひとつ乗り換え
乗り換えのバス停で ものすごく久しぶりの方を見つけた

降りるバス停は同じのはずとは思ったものの
引っ越したかも?と思い 次降ります の ボタン押すのを待った

そっとあとから降り 並んだところで 声をかけた

30年以上前のはずなので 覚えてもらえてるはずはなく(想定内)

その方のことで覚えてることを話し 驚かれた


多分 御歳は80を越えてるはず

とても華やかなお色の ベリーショートヘア

もちろん単色ではなく

お召し物も 真っ白なボトムスに 涼やかなブラウス 羽織もの

少しヒールのあるシューズ


同じくらいに歳を重ねた頃 少しでも近い佇まいでいたいなぁ


久しぶりに年上の友だちと蕎麦ランチ

この話をしたら ヒールのとこで「そこは無理っ」て笑ってた

週に3度のスイミングを長く続けていて

距離ではなく 美しいフォームで泳ぎたいんだと話す表情が本気で 頼もしかった


いつも通り笑い過ぎる時間を 当たり前に思わず 楽しみに思ってもらえたらうれしい