朔から数日が過ぎ
秋の高い夜空には 細く薄く尖って
たとえココロに刺さっても 痛みは
ないかもしれない 刃物のような月
長月のあの日から その刃物は刺さったまま
じわじわと 痛みを感じながらも
抜くことも出来ず
だんだんと その痛みに慣れてきたころ
また次の刃物が するりと刺さる
この時期に「Rain」なんて迷ったんだけど
気になるフレーズが散りばめられていて
仲良しさんと話していて
大事に思ってた友だちが 離れていなくなったことを
言うたところ
人生なんてそんなもん なのだそう
そうか
そうなのか・・・
人生 そんなもん なのねぇ