バイクでスポーツ走行する上で、重要な情報とはなんだろうか?速度?たしかにそれも重要。だけどそれ以上に重要なのは、今どれくらいのエンジン回転数で何速で走っているかだと思う。ベテランのライダーさんの中には、そういうのはインジケーターやタコメーターに頼らず、感覚を研ぎ澄まして感じるものだという方もいるだろう。俺も、その意見は否定しない。しかし、F1マシンやMotoGPマシンをはじめ、レース仕様のクルマやバイクには必ずタコメーターはもちろん、シフトインジケーターもついている。それだけマシンに乗る人にとって重要な情報だということだ。そんな理由で俺はシフトインジケーターを装着した。
シフトインジケーターは、色々なメーカーから出ているけれど、シフトアップのタイミングをライトの点灯と点滅で知らせてくれるPROTECさんのシフトポジションインジケーターSPIシリーズにした。この機械の仕組みは、速度(スピード)とエンジン回転の2つのパルス信号からギヤポジションを電算してインジケーターにデジタル数字で表示するというもの。だから、あたりまえだけどタイムラグはある。でも、ほんの一瞬だから、全く気にならないから大丈夫。ただ、クラッチを握って走行してる時は、速度と回転が食い違うので電算できないようだ。
この製品は、スポーツ走行向けと言って紹介させてもらったけれど、これはいろんな人に付けてもらいたい。例えば、まだまだシフトダウンに慣れてないような方でも、今何速に入っているのか知っていれば、コーナー手前でシフトを落としすぎて危ない目に合うっていうのも無くなるだろうし、そして高速道路を走っているような時に幻の7速に入れてしまうようなことも無くなるから、それだけでも快適というもの。
そんなに高いパーツでもないし、これはぜひオススメしたい(^^♪