TASK FORTH 8492 -28ページ目

TASK FORTH 8492

地球を守るためにEDFは熱を上げて小説を書く!

でも、空軍は閣下の指揮でもハニィと呼ばれても大人のお姉さんに癒されても五回目で負ける…


5月8日 15:22 市街地



大型円盤が巨大生物を投下し始めてから日にちが経ち、現在二人のEDF隊員が巨大生物迎撃の任務に就いていた。


「こちらバスター12-4の結城。他の隊員は…巨大生物にやられました。」


結城と名乗る隊員は痛む傷を引き摺りながら後隊していた。

巨大生物は防御陣地を突破して市街地の中央部まで到達していた。


結城はAS-18の引き金を引き、巨大生物を少しながら足止めしていた。


「結城君。このままじゃ…」


「一度撤退するか…ここに残るか…」


「私はここに残る!奴等の進行を許したくない!」


「じゃあ…ここで足止めするか…」


結城和也と神楽麻奈の二人は二人で巨大生物の迎撃をしようとしていた。


『こちら本部。残念ながら状況は絶望的だ。各員は装備を放棄して撤退せよ。』


「撤退?撤退だと!?そんな事出来る訳ないだろ!」


和也は本部の命令を無視して巨大生物を迎撃する事にした。

事実、巨大生物の進行は激しく、迎撃に向かった部隊の殆どが壊滅状態だった。


勿論和也と麻奈が所属していた部隊は二人を残して壊滅した。


「とにかく、俺達は迎撃する!」


二人はAS-18の引き金を引いて銃弾を巨大生物に命中させた。


『こちらEDF本部。無茶をするな!撤退しろ!』


二人は本部からの命令を無視して巨大生物の迎撃をした。


「俺は右側を相手する。麻奈は左を頼む!」


「分かった。」


二人はとにかく引き金を引いた。ひたすら引き金を引いた。

数多い巨大生物の一部は銃弾によって死滅した。

すると和也のAS-18は弾切れになり空のマガジンを取り出し弾が詰められたマガジンに取り換える。

だが、取り換えてる途中に彼には隙が出来てしまう。そこを麻奈が援護する形になる。


「良し!奴等を倒すぞ!」


「うん!」






二人は死に物狂いで引き金を引き続け、ようやく巨大生物を倒す事に成功した。


「はぁ…はぁ…やっと倒せた…」


和也は切らしていた息を整えていた。麻奈は疲れ切って膝を地面に着かせてしまう。


「はぁ…はぁ…これで終わったの…?」

「本部、応答してくれ。」

『こちら本部、撤退は出した筈だ。』

「おいおい、こっちは巨大生物の進行を阻止したんだぜ?」

『…とにかく話は後にしよう。今直ぐ本部に戻って来い。』

「…了解。少し休んで帰る。」


和也は本部との通信を終えた。





「結城君…」


体制を崩していた麻奈がふら付きながら立ち上がろうとした。


「無理するな麻奈。一旦休もう。」


和也は麻奈に手を貸して座らせた。


「ねぇ結城君…」

「何だ?」


麻奈の問いに和也は疑問を抱いた。


「私達…これからどうなるの…?」

「え…?」

「だって…蟻に似た大きな生物が現れて…見た事もない物体が現れて…」


彼女の口振りは震え、怯えてしまった。怯える姿を見た和也はどうする事も出来なかった。

人類が滅亡の危機に近しているからだ。






『巨大生物の反応!また来やがったか…凄い数…これは…』


本部は巨大生物を捕捉した。


『お前達!撤退しろと言った筈だ!今直ぐそこから離れろ!』


本部は二人に撤退命令を下すも、二人の耳に入る事が無かった。


「結城君…あれ…」


麻奈が指差した方向へ和也も目をやる。






そこには増援として現れた巨大生物だ。

だが、二人に戦う体力は既に残っていなかった。


「嫌だ…来るな…」

「嫌…死にたくない…」


二人には戦う体力が残っておらず、逃げ走る体力も無かった。二人は最早奴等の餌にされると恐怖を抱いた。

巨大生物は二人を見るなり容赦無く二人に目掛けて鳴き声を上げながら迫って行く。




自身等の空腹を満たす為に…





すると空から突如として何かの物体が降って来て巨大生物群れの中心部で爆散。巨大生物は爆発により四散、吹き飛んで行った。

さらに付近に居た巨大生物には火が燃え移り、時間が経つと同時に焼死した。


『おっ!良い燃えっぷりだなぁ!』


無線から聞こえて来る叫び声に二人は辺りを見渡す。


『不具合が発生した戦闘機が意図も簡単に役立つとはなぁ~♪』


すると、上からパラシュートを開いた軍人らしき人物が降りて来た。

さらに彼は残った巨大生物に対して手榴弾を投げつけて掃討した。





「ふぅ…ちょっと大胆過ぎたか?」


彼の行いは大胆では済まされないと和也と麻奈は心に思っていた。


『真二、お前まさかF-14Dを地面に衝突させたのか!?』


無線からは彼の仲間と思われる声が聞こえて来る。


「おかげで下の巨大生物は倒せたぜ?」

『戦闘機はそういう風に扱う物じゃないぞ!』

「こいつはどうせ退役した筈のものだろ?」

『お前今の時点でF-14のファンを敵に回したぞ!全国のF-14ファンに謝れ!』


真二と名乗る隊員は呆れて無線の出力を最低限まで下げた。





「そこの二人…本部の隊員か?」


隊員は二人に寄って行った。


「俺は成海真二(ナルミシンジ)。京都からここの本部へ異動されて来た隊員だ。宜しく。」


真二は軽く二人に挨拶した。


「俺は結城和也。宜しく。」

「おう。宜しくな?」

「私は神楽麻奈…宜しく。」

「こちらこそ宜しく。」




16:31 本部



三人は本部へ帰還して直ぐに正司に呼び出された。


「お前達、俺はお前達に撤退しろと言った筈だぞ?」


正司は口を噤み、和也は意見を発言した。


「俺達は巨大生物の侵攻を阻止しようと…」

「お前達が阻止しようとする気持ちはわかる。だが、その場に残ってやられたらどうすんだ?数的には不利が生じ、お前達は奴等の餌になる。違うか?」


確かに二人が餌にされそうになった事は事実であり、二人は何も反論できなかった。

さらに、今回の出撃は情報の不十分であり、多数の部隊での壊滅も生じている。


「とにかく二人は戻って良い。今言った事は決して忘れるなよ?」


和也と麻奈は部屋から退室した。






「改めて自己紹介する。私はこの本部の司令官の東城正司だ。」

「あぁ。俺は京都から異動して来た成海真二だ。宜しく頼むぜ?」

「こちらこそ…所で、京都からは君と、もう一人が来る筈が…」

「もうすぐ来る筈ですけどね…」





時間が経つともう一人の隊員が司令室に入って来た。


「京都本部から異動して来た吉岡流星(ヨシオカリュウセイ)です。」


流星と名乗る隊員は正司に自己紹介をした。


「君達が異動して来た詳しい事は言うまでもない。現在謎の飛行物体と巨大生物により、世界は壊滅的被害を受けている。君達にはここで奴等の侵攻を阻止して貰いたい。頼めるか?」


正司の言葉により彼らは、


「大丈夫だ。その為の俺達だろ?」

「了解しました。やってやりましょう。」

「そうだな…奴等をこの地球から返さない気で、地球を守ろう。」


こうして二人は挨拶を終えた。




to be countinued




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